教員紹介

森本隆子

MORIMOTO, Takako

言語文科学科 日本・アジア言語文科
准教授


1989年3月 神戸大学大学院文化学研究科文化構造専攻博士課程単位修得


1986年3月 文学修士 奈良女子大学

  • ことばと表現(共通)
  • 日本言語文化基礎講読(人文社会科学部)
  • 日本言語文化各論(人文社会科学部)
  • 日本文学史(人文社会科学部)
  • 近代日本文学における風景と心象(大学院人文社会科学研究科)
  • 日本現代文学演習 I (大学院人文社会科学研究科)
  • 日本現代文学演習 II (大学院人文社会科学研究科)
  • 比較地域文化特別演習(大学院人文社会科学研究科)


日本近現代文学 (Modern Japanese Literature)

  • 「行人」論―ロマンチックラブの敗退とホモソーシャリティの忌避 単著「漱石研究」第15巻(翰林書房) 2002年
  • 近世と近代の通廊―19世紀日本の文学「風景と感性のサブライム」―志賀重昴から夏目漱石まで」 共著 双文社出版 2001年
  • 村上春樹作品研究事典 共著 鼎書房 2001年
  • 夏目漱石与魯迅的文明批評―低徊与抵抗 単著 「邁向比較文学新階段」(中国比較文学会・四川人民出版社) 2000年
  • 現代女性作家読本(1)(2)(小川洋子、川上弘美) 共著 鼎書房 2005年

  • 日本近代文学会
  • 日本比較文学会
  • 東アジア比較文化国際会議
  • 神戸大学国語国文学会

  • 伊豆文学フェスティバル実行委員会委員(平成11-12)
  • 同上(平成13-14)


研究の大きな柱は、夏目漱石でクライマックスを迎える明治文学・文化の解明です。自然の発見、身体の発見、女性の発見–これら近代が遭遇した諸課題は、漱石という豊かな反響板の出現をまって、<絵画><独身者><自己決定>などの装置のもとに、苦悩の中にも回答への誠実な回路を見出してゆきます。西欧近代と明治的感性の接点’Sublime’(自己超越とジェンダー)を視点として、漱石という大きな峰に迫り、21世紀に改めて日本の近代の意味を問い直したいと思います。
また、もう1つの関心は、村上春樹で転換点を迎える現代文学の行方――男性ジェンダーの眼差しの下、女性たることの自己矛盾に直面しつつある女性文学の帰趨するところです。