教員紹介

渡邊 英理

WATANABE, Eri

人文社会科学部 言語文化学科
日本アジア言語文化コース・准教授
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東京大学大学院 総合文化研究科 言語情報科学専攻 博士課程 単位取得後満期退学


学術博士(東京大学)

  • 日本・アジア言語文化基礎論Ⅰ
  • 日本文学概論Ⅱ
  • 日本文学史Ⅱ
  • 日本文学演習Ⅱ
  • 課題研究


日本近現代文学、文化研究、比較文学研究

著書

    • 共著『中上健次集 三』 インスクリプト社 2015年1月
      (「月報――谷川雁と中上健次」 )
    • 共著『宮崎公立大学開学20周年記念論文集』 宮日文化情報センター 2014年6月
      (「日本の稗史小説とファンタジー ――上橋菜穂子『月の森に、カミよ眠れ』をめぐる覚え書き」)
    • 共著『日本語 文章・文体・表現辞典』 朝倉書店 2011年7月
      (Ⅷ章No50「平林たい子」の項)
    • 共著『高等学校教科書 現代文(新訂版)指導書』  筑摩書房 2008年3月
      (解説「鷲田清一『待ちきれなくて』」)
    • 共著『ナイトメア叢書 第二巻 幻想文学、近代の魔界へ』 青弓社 2006年5月
      (「夢の言葉の現実性――崎山多美「孤島夢ドゥチュイムニ」」)

主要論文

    • 「由冲绳展开的东亚像——从崎山多美的文学说起」
      『区域 remapping』 清華大学人社会科学高等研究所編
      社会科学文献出版社発行  2014年11月
    • 「死者の記憶、記憶の死者――崎山多美「見えないマチからションカネーが」」
      『社会文学 第40号 特集:沖縄』 社会文学会 2014年7月
    • 「戦争と「空き地」――干刈あがた『予習時間』」
      『敍説Ⅲ-10』 花書院 2013年9月
    • 「激情から路地へ――中上健次『十九歳の地図』『熊野集』」
      『ユリイカ』 2008年10月号 青土社 2008年9月
    • 「流動する者たちをつなぐもの」
      『道の手帖 小林多喜二と蟹工船』 河出書房新社 2008年9月
    • 「中上健次『枯木灘』と江州音頭」
      『国文学 解釈と鑑賞』2008年4月号 至文堂 2008年3月
    • 「儚い者たちと相互扶助――笙野頼子『だいにっほん ろんちく おげれつ記』」
      『現代思想』2007年3月号 青土社 2007年2月
    • 「媒介者の使命――中上健次『熊野集』「葺き籠り」」
      『日本文学』 日本文学協会  2006年1月
    • 「性愛と闘争――中上健次『熊野集』「偸盗の桜」、「鬼の話」」
      『日本近代文学』 日本近代文学会 2005年5月

その他

  • 書評「他なる者たちのほうへ――崎山多美『月や、あらん』(なんよう文庫)」
    『琉球新報』2013年2月17日号
  • 書評「今も、静かに迫る声――岡本恵徳『「沖縄」に生きる思想』(未来社)」
    『図書新聞』2874号 図書新聞社 2007年11月
  • 書評「体感が掘り起こす、世界・都市・ヒロシマ――東琢磨『ヒロシマ独立論』(青土社)」
    『論座』 朝日新聞社 2007年9月

  • 大妻女子大学 非常勤講師
  • 共立女子短期大学 非常勤講師
  • 天津外国語大学 外籍教授(中国)
  • 三重大学国際交流センター 非常勤講師(三重大学/天津師範大学(中国)による日中共同教育事業派遣教員・三重大学客員准教授)
  • 宮崎公立大学人文学部 准教授
  • 宮崎大学教育文化学部 非常勤講師
  • 国際共同研究 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国際日本文化研究センター 研究プロジェクト「戦後文化再考」平成27年度共同研究員

  • 日本近代文学会
  • 日本文学協会
  • 日本近代文学会 九州支部

  • 宮崎市企業開発委員会委員(2013年5月〜2015年3月)
  • 宮崎地方労働審議会委員(2013年10月〜2015年3月)
  • 塩浸温泉「元気になる手紙」審査委員(2012年度)
  • MRTラジオ(宮崎放送)サンデーラジオ大学「現代文学が開く世界」(2013年11月)
  • コンソーシアム宮崎コーディネート科目「宮崎を異郷として生きる者たちの街と記憶――宮崎の沖縄・奄美タウン、波島をめぐって」(2013年10月)
  • 宮崎県立高等学校への出前講座(2013年6月)、(2012年6月)
  • 富士ゼロックス・小林節太郎基金2008年度(第13回)研究助成プログラム「小林フェローシップ」より研究助成 研究題目:「東アジアを視座とするポスト冷戦・グローバリゼーション期の日本語文学」
  • トヨタ財団 研究助成プログラムより研究助成 企画題目:「東アジアの新たなコモン(共同性)とはなにか——現代の「民主」と「主権」の概念をめぐる日中共同研究」(会計担当者・共同研究者 2011年9月〜2013年8月)
  • 日本学術振興会・科学研究費助成事業 若手研究B「現代文学における「地域」と「開発」をめぐる系譜学的研究」(研究代表者)(日本文学・社会学 2014年4月~2017年3月)


これまで、芥川賞作家・中上健次、「奄美二世」の女性作家・干刈あがた、現代沖縄文学を代表する崎山多美ら、三人の現代文学を、さまざまな路地を描く小説群と捉え、考察を行ってきました。その研究には、戦後の「日本語文学」や日本社会をアジアや世界の中で捉え直す問題意識とともに、「地域」と「開発」をめぐる思想文学を掘り起こし、複数の場所や地形などの空間表象、そして土地の記憶と文学の関係性を考える視点も含まれています。最近では、3・11以後の社会を見据え、これまでの研究を位置付けなおすことも試みています。
今後は、世界史的な視野から「災害と文学」というテーマへ研究を発展させ、「女こども」の視座を重視し考察を進めていきたいと考えています。