何を学ぶの?

言語文化学科は、言語によって表現される文学、言語そのものを研究対象とする言語学を中心としつつ、それらに留まることなく、実践的な語学力を身につけながら様々な国や地域の幅広い文化現象が理解できるような感覚を養うことを目指しています。
ここでは、言語文化学科の教育の特徴を「個別性と横断性」「体系性」「少人数教育」の三つの点から紹介します。

個別性と横断性

言語文化学科では、<日本言語文化プログラム><中国・アジア言語文化プログラム><英米言語文化プログラム><ヨーロッパ言語文化プログラム>という国・地域を軸とした教育プログラムと、それらを横断するような<比較文学文化プログラム>と<言語学プログラム>を用意しています。国・地域を軸としたプログラムでは、それぞれの地域で話されている言語の習得を通じて、その文学・芸術・思想・芸能・メディア、あるいは、その言語の構造を分析する方法などを学びます。一方、<比較文学文化プログラム>では、国や地域という枠にとらわれず、異なった地域や国の作家(作品)の間にみられる影響関係や文学(芸術)に現われる文化の相違などを、また、<言語学プログラム>では、言語のもつ構造性と体系性、更に言語間の類似性・相違、歴史的な影響関係などを学びます。
これらの教育プログラムにはそれぞれ多くの授業科目が配置されており、一つのプログラムを履修することによって各自の関心を深く追究することもできれば、関連する二つのプログラムを履修することによって複眼的に関心を拡げることもできるように
なっています。このように、言語文化学科の教育は、個別の領域を深めるだけでなく、互いに関連する領域を自由に横断できるようになっているのが大きな特徴といえるでしょう。

体系性

言語文化学科のカリキュラムは、大きく分けて、<基盤科目>と<専修科目>から構成されています。<基盤科目>は更に「導入科目」「語学科目」「言語文化共通科目」の三つに分かれます。「導入科目」は1年次前期に開講され、それらの履修を通じて文学と言語学の基礎を身につけます。「語学科目」は、1年次から4年次まで段階に応じて英語や他の外国語の実践的な運用力の習得を目指します。「言語文化共通科目」には複数の学問領域に渡る科目があり、1年次から4 年次にかけてそれらを履修することによって、各自の関心の幅を広げることを目的としています。
<専修科目>には、上に述べた各教育プログラムの授業科目が入りますが、それぞれのプログラムにおいては、1年次から2年次にかけて概論・基礎演習・基礎講読などの授業によって基礎が固められ、3 年次から4 年次にかけては、各論・演習などの授業によって専門に関するより高度な理解が得られます。更に、3 年次からは、各自がゼミに所属し、3 年次では「課題演習」、4 年次では「課題研究」において、各自が研究テーマを設定し、それに関わる資料・データの収集と精読・分析、また、研究発表と討論を重ね、その成果を「卒業論文」としてまとめます。
このように言語文化学科のカリキュラムは、基礎・発展・応用といった段階的な授業科目によって体系的に構成されています。

少人数教育

言語文化学科の教育がこれまで高く評価されてきた理由として、語学科目や演習科目を始め少人数による授業が多くあることがあげられます。特に「課題演習」「課題研究」では、教員による研究指導に加え、学生同士が議論を重ねることによって、それぞれが論理的な思考力、他者の主張を理解したり、批判したりする力、更に、文章あるいは口頭によって自己の考えを表現する力を培います。