何を学ぶの?

言語と文化の壁を越えて

私たちは〈言語文化〉を「ことばによって表現される、あるいは言語学的方法によって分析可能な、あらゆる文化現象」と捉えています。したがって、従来の文学研究や言語研究だけでなく、その壁を越えた学際的領域を設定し、言語を媒介とした精神文化のすべての側面を対象とするような研究教育を行っています。つまり、実践を伴った語学力を習得し、それを手段として、言語文化の新たな側面を探求していく、それが私たちの目的なのです。

個別性と横断性

言語文化学科は、日本・アジア言語文化、欧米言語文化、さらにその両者の架け橋的な存在である比較言語文化の3つのコースから構成されています。各コースでは、それぞれの専門の授業科目を展開していますが、それに加えて、〈情報言語論〉〈コミュニケーション論〉〈芸能文化論〉〈映像文化論〉〈児童文学〉などの「学科共通科目」という授業も開講しています。このように、個別の専門を深めるだけでなく、言語文化の関連領域を自由に横断できる授業を行っているのが、私たち言語文化学科の特徴です。

体系性

専門の研究は、2年次から概論・基礎演習・講読などを通じて基礎が固められ、3・4年次には、更に専門的な講義・講読・演習を行い、その最終的成果は、卒業論文として結実するように構成されています。その過程では、自分でテーマを見つけ、それに関わる資料の収集と精読、更に、論理的な文章で自分の考えを展開する能力を養っていきます。このような一連の作業を貫徹するための能力は、社会に出た後も常に必要とされるものであり、本学科の卒業生が社会において高い評価を得ているのは、こうした訓練の結果であるといえます。