日本・アジア言語文化コースの教育

-日本・中国-

言文③「日本文学演習Ⅳ」の授業風景(袴田光康教授)日本・アジア言語文化コースは、日本言語文化と中国言語文化という2つの履修分野から構成されており、共にアジアという視野に立って、それぞれの国の文学・言語・映像・出版・芸能など、様々な文化の歴史や特質を学ぶことができます。「文楽」「歌舞伎」などの芸術鑑賞やメディア文化関連施設の見学などの機会も与えられます。また、中国・韓国・タイ・インドネシア等、アジアの様々な国の留学生との交流も積極的に行われています。
日本言語文化分野では、1年次から各時代の文学作品や研究資料の基礎的な読み方を養成する他、読む・書く・聞く・話すといった日本語力を身につけます。上級年次には、日本文学論を始めとして、上代から近現代までの文学史や作品・作家研究、また日本語の歴史や特質などを学びます。この他、静岡県の地域性を踏まえ、静岡の文化・文学・民俗などを学ぶことも可能です。
中国言語文化分野では、1年次において中国語の基礎を学んだ上で、上級年次には、中国の言語(中国語学)や文学(古典文学、近現代文学)、ならびに関連する文化的領域(中国映画論・中国文化論・日中比較文化論など)を学ぶことができます。
また、中国語の実力を高めるために、中国の浙江大学との交換留学制度(授業料免除)を活用することができます。詳しくは中国言語文化分野のホームページをご覧ください。

 

31学生写真出会う力

秋枝 伶子 さん

日本言語文化分野
NHK静岡放送局「たっぷり静岡」キャスター(出演契約) 2011年度卒業

あなたには、一生つながっていたい人は何人いますか?家族や恋人などももちろんですが、人生をかけてこの人の技を修得したいとか、一生この人の活動をそばでみていたいなど、また違ったかけがえのない出会いが、ここ静岡大学には待っています。
と格好良く言った(つもりの)私ですが、高校生の頃は、日本語の音声表現が学べるとか、東京に近いから方言がぬけるとか、ぼやっとした理由で山口県からここに進学しました。
そんな私を変えてくれたのが、数々の出会いです。育った環境も文化も国も違うなか本気で価値観をぶつけあった同志、全く否定をせずに私の拙い意見を聞いて下さった先生方、ゼミで古典の舞台を訪ねたときに出会った地元の方、フィールドワークでお世話になった地域の大人たち。出会って下さった方は皆、こちらの思いの分だけ同じ熱量で力になって下さいました。そういった出会いや経験が、確実に今の私の財産となっています。今思えば、言語文化学科で学ぶ答えのない学問は、社会に出てから体験する答えのない仕事と、よく似ているのかもしれません。ここで鍛えた力は、絶対に自分を裏切りません。
「出会いが無い」よく聞く言葉ですが、そんな時こそ出会う力が試されているのかもしれません。さあ、準備はできましたか。想像もできないほど新しい世界が、ここにはまっていますよ。

 

31学生写真自分を知るために

成合 太紀 さん

中国言語文化分野
つばさエンタテイメント勤務 2016年度卒業

苦しい受験生活を終えて、晴れて大学生になった。嬉しいですよね。どんなサークルに入ろうか?アルバイトも楽しそうだな。彼氏彼女はできるかな?しかしちょっと待った。親から独立する、大人になるということは自分で考え、責任を持って行動するということです。自分のしっかりした考えがないと将来大きな落とし穴にはまるかもしれません。
では自分の考えを持つとはどういうことか? 例えばずっと白いものしか見たことがない人に「白とは何か」と聞いても答えられません。何かを知るためには他の何かと比べる必要があります。手っ取り早いのが他人と自分を比べること。静岡大学は日本のほぼ中央に位置しているため、いろんな地方から人が集まります。自分と異なる生き方考え方をしてきた人と関わることで、より自分が分かってきます。
もっと良いのは海外と比べること。静岡大学には留学生も多数在籍しており、交流する機会も多いです。日本から海外への留学制度も充実しています。私自身今年(2014年)の9月から台湾への留学を控えています。
中国言語文化コースは一生の学びを保証します。4000年という歴史,53の民族,13億の人口…とても一回の人生では知り尽くせません。知れば知るほど自分がいかに知らないかが浮き彫りになって、毎日が新鮮な発見の連続です。
もちろん中国に限らず、学びの場は周りのいたるところにあります。それを自分の目で見て肌で感じるのが大学の学問です。新たな知識、新たな自分の発見のために大学で古今東西様々なものに触れることは一生にわたってとても有意義なことだと思います。これから将来に向けて羽ばたいていく翼をここで養っていくのはいかがですか?