対人援助職の倫理的・法的対応力の育成

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対人援助職の倫理的・法的対応力の育成

加,学校での授業や暴力防止プログラム“セカンドステップ”の見学,また実際の寮生活に関わり,遊びの時間や起床時,就寝時の声かけを行った。寮生活での子どもたちとの関わりでは,特定の児童の行動観察を行い,ケース学習にも努めた。◇日時2011年1月24日(月)~28日(金)1日目オリエンテーション,講義(学園の概要),児童への紹介,ケース学習,夕食,寮活動学外実習報告会2日目寮活動,朝の打ち合わせ,講義(心理治療),授業見学,ケース学習,昼食・交流,申し送り,寮活動3日目感想・質問,授業見学,2分の1成人式への参加,講義(生活指導),昼食・交流,申し送り,小グループ(セカンドステップ等)4日目昼食・交流,申し送り,ケース検討会,夕食,寮活動5日目寮活動,朝の打ち合わせ,講義・会議への参加,ケース学習,昼食・交流,申し送り,実習の振り返り◇感想吉原林間学園は情緒障害児短期治療施設として学校と寮が併設されており,心理治療・生活指導・学校教育の3つの分野の専門職が入所する実習施設の指導者からコメント平成22年度学外実習報告会プログラム平成23年5月13日挨拶松田純臨床人間科学専攻長実習報告1浜松医科大学医学部附属病院および天竜病院土屋藍2多文化まちづくり工房張潔3児童養護施設城山学園村瀬綾4静岡県立吉原林間学園高橋政憲5医療法人社団翠会和光病院吉本優子6財団法人復康会鷹岡病院永田理沙子7財団法人復康会沼津中央病院伊木麻利絵8静岡県立がんセンター伊木麻利絵講評実習生の報告例1静岡県立吉原林間学園での学外施設実習報告(修士課程1年高橋政憲)◇概要情緒障害児短期治療施設である静岡県立吉原林間学園において5日間の実習を行った。職員の方々で行われるケース検討会,申し送りへの参子どもたちとその家族を支援していく“総合環境療法”を行っている施設である。実習に参加した時点では“総合環境療法”がどういうものかについて事前学習の中で知識として理解していたにすぎず,漠然と全体像を把握していたにすぎなかったが,5日間の実習に参加する中で,吉原林間学園での“総合環境療法”の実体が少しずつ見えてきたように思う。今回の実習では毎日の申し送りやケース検討会への参加,小グループ活動での暴力防止プログラム“セカンドステップ”の見学,学校での授業の見学や治療班,指導班,学習班の各講義,そして子どもたちの寮活動への参加などをさせていただいた。それらに参加して実感したのは,本当に各班が子供たちのことを考え,子どもたちにかかわっているということ,各班はその役割だけでなく,それぞれの考え方やアプローチの仕方が少しずつ異なっているということ,そしてそれら異なった見方や意見を,申し送りや検討会の場でお互いに出し合い,共有しながら,本当に子どもたちにとってよいこととは何なのか,子どもたちが将来どのように生きていけるのかを真剣に模索しているということであった。例えば,指導班の職員の方々は普段の寮での生活全般を子どもたちと共にしている。朝の起床,夜の入浴,帰宅後の自由時間,朝昼夜の食事の場面などである。そのような生活場面での主な役割は指導であり,子どもたちはときに施設内のルールを逸脱した問題行動を起こすが,そのような場合には厳しく毅然とした態度で子どもたちに接することが必要となる。そのように厳しく毅然とした態度で時に子どもたちを指導してくれる存在があるからこそ,治療班がお話の時間などで個別的な関わりを持つことが生きてくるように感じた。発達のレベルからいっても一対22