対人援助職の倫理的・法的対応力の育成

対人援助職の倫理的・法的対応力の育成 page 27/68

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概要:
対人援助職の倫理的・法的対応力の育成

対人援助職の倫理的・法的対応力の育成多文化共生社会における臨床実践力と実証的研究能力の向上各スーパーバイザーの来校回数平成22年度湯野貴子先生19回本橋弘子先生20回平成23年度湯野貴子先生15回本橋弘子先生12回相談室の有料化の開始に伴い算出されるようになった合同面接回数が,増加傾向にあることがわかる(表2)。これは,スーパーバイザーによって家族療法を基本とした合同面接に実際に触れる機会が与えられ,実践的教育が導入されたことにより,大学院生が合同面接を担当できるようになった結果と考えられよう。スーパーバイザーの招聘により,学生はより多様な臨床実践を目にし,また専門的な指導を受けることが可能となり,多様なケースにおいてより適切な技法を選択できる幅が広がったといえる関連する科目名:◆臨床心理基礎実習Ⅰ・Ⅱ(1年生対象各45時間通年90時間)◆臨床心理実習Ⅰ・Ⅱ(2年生対象各45時間通年90時間)心理査定の実践力の強化心理検査を適切に用いるためには,使用方法を熟知するだけでなく,心理検査のもつ侵襲性,被検査者が感じる不安や緊張や疲労について十分に配慮できるという倫理的な側面も含んでいる。心理検査使用における種々の側面を踏まえた実践力を身につけておくことは,非常に重要であることから,平成22年度より,連携施設に勤務する臨床心理士による検査を受ける「被検査者体験」を導入した。また平成23年7月からは,2週間に1回のペースで,専任教員1名を中心とした心理査定研究会を相談室としてスタートさせた。講義のみでは検査の使用方法や記号化の方法を学ぶだけで精一杯であり,実践でどのように使いこなせばよいのかというところまではなかなか手が届かないというのが現状である。そうした実践的な部分を修了までに補完するのがこの研究会の趣旨である。参加している学生にとっては,結果の解釈のみに留まらず,心理検査の導入の仕方や被検者へのフィードバックの方法を含め,実践において被検者に役立つような心理検査の施行方法を学ぶ場となっている。関連する科目名:◆臨床心理査定演習(1年生対象各45時間)<連携施設>医療法人社団梓桑の会文教町クリニック,社会福祉法人恩賜財団済生会支部静岡県済生会静岡済生会総合病院,JA静岡厚生連遠州病院浜松市発達医療総合福祉センター◆臨床心理基礎実習Ⅰ・Ⅱ(1年生対象各45時間通年90時間)◆臨床心理実習Ⅰ・Ⅱ(2年生対象各45時間通年90時間)表2平成22-23年度の合同面接回数の推移4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月22年度*02222223年度2111224334未集計未集計*相談業務の有料化開始25