対人援助職の倫理的・法的対応力の育成

対人援助職の倫理的・法的対応力の育成 page 47/68

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対人援助職の倫理的・法的対応力の育成

対人援助職の倫理的・法的対応力の育成多文化共生社会における臨床実践力と実証的研究能力の向上文化や宗教を超えた「人間」へのケアを考える時,いったい何を倫理的・道徳的な支えにしていったらよいのか戸惑う。価値観をどう折り合わせていくのか,今までも悩んだことが多くあった。文化的多様性に配慮した対人援助の課題は避けて通れない。今回はそんな課題に大きなヒントを頂けた気がする。平成23(2011)年度公開講座公開講座には,対人援助職も多く参加し,本教育改革プログラムの成果を社会に還元するとともに,地域の対人援助職との交流・連携の貴重な機会ともなった。平成21年度講座受講生のアンケートから,受講生の感想を紹介する。公開講座受講者アンケートより広い視点からの双方向の多文化共生社会のヒューマンケアについて解説頂き,参考になった。○○大学の医学教育において医療面接に模擬患者を活用している。昨年開催された模擬患者の要請の視点として,外国人の受診・診療場面の対応について,これからは日本人だけではなく,アジア各国の人々が日本で生活する過程で受療する際の受診手続きの違いや投薬料支払いシステムの違いなどで支障をきたしている現状がある。教育関係者と外国籍の方々と討議したことを思い出した。これからの社会のおける「ヒューマン・ケア」について考える“基盤’を認識することができました。宗教の比較もおもしろかった(興味深かった)です。何よりこれからの時代に生きる対人援助職の末席を汚す者としての心構えを学ばせて頂きました。大変ためになりました。日本人の介護士のあり方にも多くの疑問を覚えことがある現状で,さらに外国人の介護士が加わって来るようになった今,大変難しい状況が見えてきたように思われ,不安を感じる。対人援助職に求められているもの,まとめにもあるように「価値観と文化多様性へのセンスを磨くこと」。このことは大変重要なことであると考えるが,大変な難題でもあろう。このセンスを磨くための教育的な取り組みも必要だと思われる。大変内容が深くわかりやすい講義ありがとうございました。日本での対人援助職の幅が広く,看護職においても正看から準看(少なくなってきてはいても)まであり,職に何か統一感が少ないと思います。そこにもってきて,外国からケア人材を受け入れるにあたり,不安要素は数多く発生するものと思います。45