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よくある質問 FAQ

このページでは、文化人類学コースに関してよく寄せられる質問にお答えします。

文化人類学ってどんな学問ですか?
近年、グローバル化の進展により異なる文化間の接触や衝突がますます増えています。そしてその結果、異文化間の対話や相互理解が、人間社会にとって大きな課題として改めて浮上しています。
文化人類学は、異文化との対話を通じて「人間とは何か」を問う学問です。言うまでもなく、「人間とは何か」という問いを追究する学問は文化人類学だけではありません。文化人類学の特徴は、グローバルな視点とローカルな視点を持ち合わせ、人間が創造してきたあらゆる文化を研究対象とする点にあります。
また、文化人類学では、自分の体を「異文化」におくことで学ぶ姿勢を大切にします。文化人類学は、五感を働かせる学問です。見る・読むという作業だけではなく、フィールド(現地)では、聞く・触る・味わう・嗅ぐというすべての感覚が大切です。自分を丸ごとフィールドに投げ込んで、異なる文化のもつ歴史・価値観・人々の生きざまを学び、人間の文化のもつ可能性について考えてみませんか。

文化人類学コースの特徴は?
フィールドワーク教育に力を入れていることです。毎年1年間かけて行なっている「フィールドワーク実習」という授業の成果として刊行されてきたフィールドワーク実習報告書は、地域の方々や他大学の関係者からも高く評価されてきました。正規の授業のほかに、個々の教員が学生の皆さんとともに国内・海外の様々な地域でフィールドワークを行なうこともあります。3名の教員がカバーしている地域はアフリカ、アジア、オセアニアと幅広く、国際的な視野から現代世界の諸問題を広く深く探求していくことができます。また、教員が専門的に調査・研究を行なっていない地域についても、卒業論文などでは、文化人類学の観点から調査・研究に取り組むことができます。

卒業論文のテーマにはどのようなものがありますか?
ご参考までに、最近の卒論テーマを以下に挙げます。
ニュージーランドの先住民族の伝統文化、オーストラリアのユダヤ系コミュニティ、シンガポーリアンのアイデンティティ、スウェーデンにおける結婚と男女関係、日系ブラジル人の子どもたちの生活と教育、現代キューバにおける恋愛と貧困の関係、留学生のカルチャーショックから見た日本文化、沖縄県大里村の綱引儀礼における「遊び」、岡山県北木島の石材業、現代日本におけるペット観、静岡市用宗における漁業に関する信仰、三島市の民俗芸能「しゃぎり」における子どもへの文化伝達、身体障害者の事例にみる人間関係の構築と現代日本の自立観、岐阜県明知町における「日本大正村」の運動、企業城下町における支配のメカニズム
その他、映画、観光、地域づくり、NPOなど卒論テーマは多岐にわたります。