【学生・院】田中なつみさん(人文社会科学研究科比較地域文化専攻二年)

言語文化学科から院進。方言を言語学から紐解くと捉え方がまるで変わることに面白さを感じている。

卒論を発展させ研究をやり切る

 愛知県尾張地方の方言がどのような形式で、どう変化しているか分析、考察して記述していくことが主な研究です。

 そもそも院進学は学部できちんと勉強できたのか、引っ掛かるところがあったからでした。学部生の頃、モダリティ表現とその構造を学びましたが、いまいち理解できなかったというのが本音です。そのため大学院での研究テーマは卒論と変えず、扱う終助詞を増やし、より深く研究するようにしました。

 大学院ではより専門的に学べるのはもちろん、研究にかけられる時間が格段に増えます。修士論文では年代別に使う終助詞を比較したところ、見事に分かれる面白い結果が出ました。全てのデータを比較できたわけではないですが、納得するまで研究することができました。

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