静岡大学    ドイツ言語文化研究室

ななこのボン便り 2017/2018

山﨑ななこさん(人文社会科学部言語文化学科)からのドイツ便りです。Danke, Nanako!

ボン便り12月
ボン便り10・11月
ボン便り9月


ボン便り12月

12月といえばクリスマス。クリスマスはドイツで一番盛大に祝われる行事です。クリスマスまでの約1ヶ月間,ドイツのあらゆる街がクリスマスの屋台に彩られ,陽気なムードに包まれます。

私はボンが属しているノルトライン=ヴェストファーレン州各地,また,ザクセン州ドレスデンなどの様々なクリスマスマーケットを訪れました。その中でも気に入ったものをいくつか紹介したいと思います。

ジークブルク ー Siegburg

ボン中央駅からトラムで30分ほどにある町。なんとここでは中世風のクリスマスマーケットが開催されているのです!「ここで装備していくかい?」なんて言われそうな世界観を楽しみつつ,豚の丸焼きや,(成人済みの方は)はちみつ入り白ワインMetをぜひお試しあれ!

ケルン ー Köln

ボン中央駅から電車で30分ほど。大きな都市なので中心部だけでもいくつものマーケットが開催されます。

私のおすすめは駅から少し歩いた場所にあるNeumarktの「天使のマーケット」とAlter Marktの「小人のマーケット」です。どちらも童話の世界のような可愛らしいマーケットです。

グリューワインのカップは返せばお金が返ってきますが,持って帰ることもできますよ。

ドレスデン ― Dresden

ボンとは反対側,ドイツの東に位置する都市。ドイツ最古とも言われる歴史の深いクリスマスマーケットが開催されています。一つ一つの屋台の装飾がとても豪華で個性的でした。

ちなみにあの有名なお菓子「シュトレン」はここドレスデンが発祥。ドレスデンはバロック建築の歴史的建物が立ち並ぶ美しい街で,個人的に観光先としてかなりおすすめです。

ドイツの長く厳しい冬を楽しく乗り越えるためにも,みなさんも各地のクリスマスマーケットを訪れてみてはいかがでしょうか!
(Dezember 2017)


ボン便り10月・11月

Orientation Courseが終わると大学での授業が始まります。私たち交換留学生はボン大学の夜間の週2回のドイツ語授業(ネット申し込み,先着順なので注意!)や,大学で開講されているほぼ全ての授業に自由に参加することができるのですが,それについては他の先輩方が語られているので割愛。ここでは私が通った「Volkshochschule(以下VHS)」をご紹介したいと思います。

VHSとはドイツの市や州によって運営されているカルチャースクールであり,語学,料理,芸術,スポーツ,その他いろいろな種類の講座が開講されています。私はそのうちのドイツ語コースに通っています。

1コース全20回,学生割引適用で約140ユーロという,他の語学学校と比べてかなり安い値段で授業を受けることが出来ます。ここでは大学の授業とは違い,より様々な国,年齢,職業の人々と一緒に学ぶことになるのですが,これがなかなか興味深く楽しいです。

私が通ったとあるコースの先生は外国語や海外の文化に興味関心のある方で,授業では自分の生まれた都市や自国のお祭りについてプレゼンをする機会が設けられたり,最終授業ではそれぞれ郷土料理を持ち寄ってパーティーが開かれたりして,ドイツ語だけでなく他の国の文化も楽しく(美味しく)学ぶことが出来ました。

すぐに席が埋まってしまうので,受講の申し込みはお早めに! ネットもしくはVHSに直接行くことで予約ができます。
(Oktober/November 2017)


ボン便り9月

ドキドキの留学生活の始まり。私は9月,ボン大学のOrientation Courseに参加しました。

Orientation Courseでは,平日の午前中にはドイツ語の授業,午後には週2回ほどのAG(クラブ活動的なもの。私のクラスでは「合唱」か「発音の練習」を選ぶことができました。)や会食イベント,週末には周辺都市への遠足が用意されています。平日のドイツ語の授業はもちろん,オールドイツ語で進められます。

ここで重要なことは「意思表示をする」ということです!

私は当初,特に質問も無かったので黙って授業を受けていたところ,授業後に先生に呼び出され「もし授業内容が分からないようだったら,クラスを下げていいですよ」と言われてしまいました。

慌てて「授業内容はよく理解している」ということを先生に告げクラス降格は免れたのですが,どうやら 反応がない=授業についていけていない と思われてしまっていたようです。

分かった,分からない,質問,とにかくなんでもいいので勇気を出して発言し,積極的な姿勢で授業に挑んでみてください。

10月以降,私たち交換留学生はOrientation Courseの仲間の大半とは別のプログラムを歩むため,お別れになってしまうのですが,Orientation Courseでの出会いがその後の留学生活の大きな助けになったと私は強く感じています。

受講に多少の費用はかかるのですが,ドイツ語に慣れるためにも,Orientation Courseに参加されることを強くお勧めします。

なお,最初は留学生活についての説明やイベントなどで英語が使われることも多いので,ドイツ留学を目指している方も英語を,リスニングだけでも練習しておくことをお勧めします。
(September 2017)