静岡大学    ドイツ言語文化研究室

まりのブレーメン便り  ー  夏期講座報告 2015

中村茉莉さん(人文社会科学部言語文化学科)が,夏休みの間に参加したブレーメン大学の夏期講座について報告を寄せてくれました。Danke, Mari!



授業の内容
私は事前のテストでA2のクラスに分けられました。授業中はドイツ語以外一切話してはいけないと言われ,他の学生たちのレベルが高かったのもあってとても戸惑いました。授業では主に問題集を使いましたが,単語を増やす練習や,先生が読む内容を書き写すという練習もありました。事前にあまり勉強していなかったのもあって,先生の指示が分からないといった致命的な事態もしばしば起こりました…。授業中はできない自分を痛感し恥ずかしい思いもたくさんしましたが,聞いたフレーズをどんどん自分のものに出来る経験は,有意義な時間だったと思います。 

遠足
授業後には大学が様々な遠足を企画していたため,空き時間は進んで参加していました。ブレーメン旧市街の案内,ビール工場の見学や,大学内の研究施設の見学のほかに,ハンブルクまで一泊二日の遠足もありました。サマーコースでできた友人と街を散策するのはとても楽しかったのを覚えています。

ホームステイ
私は大学から路面電車で30分程のお宅にホームステイとして滞在しました。家主の方は一人暮らしの年配の男性で,滞在中は親切にしてくれました。晩御飯を作ってくれたり(初日はおそらくタイ米を使った不思議なお米料理を出されました),休日に友人を呼んでバーベキューをしてくれたり,私が落ち込んでいる時には自転車で市内を案内してくれたりしました。洗濯は近所のコインランドリー,買い物はスーパーやドラッグストアを利用しました。スーパーなどが日曜日には閉まってしまうので不便に感じることもありました。2週目ぐらいから,帰省した息子さんやニーダーザクセンから来た別の学生も加わり,けっこうにぎやかに過ごしました。

空き時間
授業後の時間には大学企画の遠足にも参加しましたが,ドイツの画家に何人か好きな画家いたため,気になっていた美術館を訪れることもありました。美術館が街に溶け込み,古いものが大事にされている雰囲気が素敵でした。写真を撮っても良い区画なのか事前に聞いたつもりが,返答をいまいち理解できず写真を撮っているとスタッフの方に止められるということもよくありました…。

土日は友人とバスを利用して小旅行に出かけました。ベルリンやハノーファー,ハンブルクはホステルに泊まり,二日かけて観光しました。中学校時代の先輩に会いにケルンにも行きました。

サマーコースでできた友人とは今でもフェイスブックなどで連絡を取り合っています。インターネットが使えるので,分からないことがあってもなんとでもなるような気がしていましたが,やはり落ち込むこともありました。自分にとっていい経験に出来るかどうかは,自分から積極的に飛び込んでいける行動力があるかどうかだと,期間中何度も思いました。自分がどうしてドイツ語を勉強したいのか,これからどのような勉強が必要か,何を目標にするべきか,自分なりに考えることができた1ヶ月だったと思います。
 (M. Nakamura)