静岡大学    ドイツ言語文化研究室

ゆいのヴッパータール便り 2015/2016

小川結衣さん(人文社会科学部言語文化学科)からのドイツ便りです。Danke, Yui!

ヴッパータール便り2
ヴッパータール大学


ヴッパータール便り2

前回から時間が空いてしまいましたが,ここ半年の出来事をまとめました。

現代を風刺したパレード

2月にNRW(Nordrhein-Westfalen)州では主にケルンとデュッセルドルフでカーニバルが行われ,その際に大規模なパレードが町中を移動します。パレードからは何十トンものお菓子がばら撒かれて仮装をした老若男女がケルンでは ”Kamelle”,デュッセルでは ”Alaaf” と叫びながらそのお菓子を拾い集めます。お年寄りの方の方が衣装を手作りで用意したりしていてとても可愛かったです。

ドイツ料理

ドイツ料理は基本どれも茶色く,付け合わせとしてSauerkrautや様々なジャガイモが出てきます。左上からSchweinhaxe,Rinderroulade,Eisbein,Bratwurstです。これはデュッセルのレストランで食べたものなのですが,デュッセルはAltbierが一般的で飲み終わるとわんこ式に次々と新しいビールを置かれるのがとてもドイツらしいな思います。もういらないときはコースターをコップの上に置くことをお忘れなく。

人でにぎわうライン川沿い

これは毎年5月にヨーロッパ有数の日本人街デュッセルドルフで行われるJapantagです。この日はライン川沿いにドイツ各地から日本のコスプレをしたドイツ人が集まりお祭り騒ぎになります。夜には花火が打ち上げられ,日本人とは違ったドイツ人のリアクションを見ることができます。ドイツに来て日本人であることに誇りを抱く出来事は多々あるのですが,この日は特にそう感じました。たくさんある日本料理店もどこも満席で忙しそうでした。

カフェバーで

今ヨーロッパはEM(Europameisterschaft)でとても盛り上がっています。カフェバーにはどこでもたいていスクリーンがあるので日本のようにスポーツバーに行かなくても手軽にパブリックビューイングができます。やはり国民的スポーツなだけあってどこも満席になり外から立ち見する人もいる程です。ドイツビールを飲みながら観るサッカーは最高です!

大学の授業について,Sommersemesterでは週5回1日3時間のドイツ語の授業と,週3回のPropädeutikumがありました。これらは全て300€で受けられるので比較的安いと思います。+αで大学の講義にも参加すると1週間はほとんど埋まるのでとても充実した大学生活を過ごせています。またWintersemesterから引き続き週1回のドイツ人との集まりがあり,ネイティブとコミュニケーションをとる機会もあります。日本語を話せる人はほとんどいないので,日本語に頼らず会話ができてドイツ語を習得する上ではとても為になっているなと感じています。

(Juni 2016)


ヴッパータール大学  neu!

ゼメスターのオープニングイベント

ヴッパータールに来て2か月近くが経過しました。こちらでの生活にも慣れてきたので,ボンとは少し違う私のドイツでの体験を少しずつ紹介していこうと思います。

ヴッパータール大学内の寮で暮らしているのですが,月236ユーロ(=約3万円)で,水道・電気・インターネットが使えるのでとても快適です。授業をしている教室までは歩いて5分ちょっとという近さで,朝が比較的早いドイツの授業(8:15に始まります)にも一度も遅刻することなく出席できています。

市内のクナイペで飲んだバナナビール

近くにスーパーもあり,また徒歩でおよそ15分の距離にある中央駅の方に行くと,近代的なスーパーやレストラン,カフェが並び,ボンほど栄えている町ではありませんが,こぢんまりとしていて住み心地がいいです。

ドイツ語の授業は週4回,1日3時間,計週12時間設けられています。授業の進度はとても早く,ほぼ日本で習った文法を復習する形ですが,説明は当然すべてドイツ語,単語の意味を別の単語で説明したりするため,とても集中しているおかげか,3時間があっという間に過ぎます。

市庁舎

午後は課題を片づけたり,週1回Tee-Partyと呼ばれる日本語を勉強するドイツ人との交流会があるので,それに参加したりしています。ドイツ語の授業を受講している日本人は全員で7人と少なく,次のゼメスターになると5人になるということで,ドイツ語を話さざるを得ない環境に身を置けるので,とてもためになっていると感じています。

今回は大学の情報をざっくりとまとめましたが,次回からはドイツでの生活のより内面的な部分を紹介していこうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!

(Dezember 2015)