臨床人間科学コース
臨床人間科学コース

田中 伸司 教授 博士(文学)

徳倫理学演習/ 社会倫理学

専門は古代ギリシア哲学・倫理学。プラトンの対話篇を中心に「対話」という探求をアポリアという局面に注目して考察してきた。この考察をもとに,現在は人間のあり方を魂として捉える意義の解明を行っている。著書『対話とアポリア』(単著)知泉書館 2006,『倫理学を学ぶ人のために』(共著)世界思想社 1994,『バイオエシックス入門【第二版】』東信堂 2001,『<ケアの人間学>入門』(共著)知泉書館 2006,論文「応用の学としての倫理学と古典テクスト」,「プラトンの『国家』における友愛と正義」など。
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堂囿 俊彦 教授 博士(文学)

ヒューマン・ケア論演習/生命・環境倫理学

生命倫理,医療倫理をめぐる様々な問題に関して,重要な役割を果たしている「人間の尊厳」という概念を研究テーマとしている。ともすれば思弁的な議論の対象になりがちなこの概念を、どのようにすれば医療や医学研究という現場に根付いたものにできるか、過去のさまざまな思想家の検討および医療や福祉専門職の方々との対話を通じて検討している。また、しずおか哲学caféの共同世話人を務めるとともに、特定非営利活動法人ヒューマン・ケア支援機構副理事長として、「ケアの人間学」合同研究会やオレンジカフェ静岡(認知症カフェ)など、さまざまな活動を展開している。〔共著〕『こんなときどうする? 在宅医療と介護-ケースで学ぶ倫理と法』, 南山堂, 2014年, 〔共著〕『入門・医療倫理I〔改訂版〕』(共著),勁草書房,2017年,〔共編著〕『ケースで学ぶ 認知症ケアの倫理と法』, 南山堂, 2017年
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橋本 剛 教授 博士(教育心理学)

臨床心理査定特論
臨床社会心理学演習I・II/ 計量分析演習/ 臨床心理学研究法 I ・ II/ 臨床人間科学特別演習 I ・ II

社会心理学の観点から,対人関係が精神的健康に及ぼす影響について研究している。特にソーシャル・サポートと対人ストレスの両側面を包括的に捉えることをめざし,それらの生起過程や規定因,相対的影響力などを検討している。最近は,対人ストレスや,サポートを左右する要因としての愛着や文化に注目して研究を進めている。著書『ストレスと対人関係』(ナカニシヤ出版)『大学生のためのソーシャルスキル』(サイエンス社)。
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松田 純 特任教授 博士(文学)

対人援助の倫理と法

医療倫理学,生命倫理学全般を扱う。とりわけ近年急速な展開を見せている遺伝子技術・バイオテクノロジー・薬の使用の社会的・法的・倫理的問題を検討している。日本の生命倫理学が個人の自己決定権に偏りがちなアメリカ型に偏重していることを問題視し,ヨーロッパ大陸系の生命倫理学の導入をとおして,日本の社会的・文化的状況に合った生命倫理学の構築をめざしている。最近の仕事:『ケースで学ぶ 認知症ケアの倫理と法』(共編著), 南山堂, 2017年,『こんなときどうする? 在宅医療と介護』(共編著)南山堂,2014,『シリーズ生命倫理学 第11巻 遺伝子と医療』丸善出版,2013,『遺伝子技術の進展と人間の未来』知泉書館,2005,『薬剤師のモラルディレンマ』南山堂,2010,『ケースブック 心理臨床の倫理と法』知泉書館,2009,『MR テキストⅢ 医学概論』南山堂,2012,『くすりの小箱』南山堂,2011,『薬学生のための医療倫理』丸善出版,2010,(翻訳)ミヒャエル・フックス編『科学技術研究の倫理入門』知泉書館,2013,ドイツ連邦議会審議会答申『現代医療の法と倫理(上・下)』知泉書館,2004, 生命環境倫理ドイツ情報センター『エンハンスメント』知泉書館,2007,ドイツ連邦議会審議会答申『人間らしい死と自己決定』知泉書館,2006.
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荻野 達史 教授

社会運動論/ 教育臨床の社会学演習I・II/ 質的調査演習

教育社会学とメンタルヘルスの社会学を主に専門分野としている。教育領域については、とくにひきこもりを経験した青年とかれらへの支援活動に関するフィールドワークに基づき、対人関係、アイデンティティ、就労といった問題を検討してきた。また産業精神保健についての研究も進めており、メンタルヘルスに関わる知と臨床実践の広まりについて社会学的検討を行っている。方法論としてはインタビューや参与観察など質的研究法を専門とする。編著書『ひきこもりへの社会学的アプローチ』、単著『ひきこもり もう一度人を好きになる:あそびとかかわりのエスノグラフィー』など。
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白井 千晶 教授

家族と社会福祉論/臨床社会学演習Ⅰ・II

リプロダクション(産み育て)の社会学が専門。社会と個人のありようを、家族をつくる・家族になる局面から研究する。高齢助産師・医師の聞き書き、不妊経験者への質問紙調査やライフストーリー・インタビュー、第三者が関わる生殖技術・出生前検査を利用することについての調査、里親・ファミリーホーム・養親への調査などをおこなってきた。共編著書『子育て支援-制度と現場』(2009)、著書『不妊を語る:19人のライフストーリー』(2012年)、共著『世界の出産』(2001年)ほか。
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吉田 崇 教授 博士(社会学)

計量分析演習/ 社会的不平等論演習Ⅰ・II

大規模社会調査(SSM調査など)を用いて、不平等の生成・持続メカニズムについての研究を行っている。また、若年層の雇用不安定化とライフコース(結婚、出産等)との関係についても同一個人を追跡したパネル調査を用いた研究を行っている。論文「世代間所得移動からみた機会の不平等」「初期キャリアの流動化と所得への影響」(『現代の階層社会』所収)、「若年女性の初期キャリアとライフコースの動態」『社会学研究』など。
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山本 崇記 准教授 博士(学術)

地域と共生の社会学/ 地域マネジメント演習Ⅰ

京都における地域社会において、特に被差別部落と在日朝鮮人の集住地域においてフィールドワークを重ね、住民運動や都市政策の研究を行ってきた。派生して、フィリピン人などの在日外国人やセクシュアルマイノリティ、また、障害者などに対する差別やマイノリティ間の関係性、当事者運動や人権政策に関する研究を行っている。参与観察やインタビュー調査を通じて、地域社会に深く関わり、社会問題の構築のプロセスや具体的な問題解決の仕組みについてエスノグラフィックな記述と実践的関与の両立を指向しつつ、政策や制度の在り様をデザインする社会学を目指している。新たに、静岡における多文化共生施策と地域社会の在り様について研究を進めている。
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杉山 康司 教授 博士(スポーツ健康科学)

運動生理学測定法演習/スポーツ健康科学特論

保健体育の教科専門である運動生理学を中心に体力科学的、スポーツ科学的な研究を行っています。特に人が行う各種運動およびスポーツについてエネルギー消費量の経済性や骨格筋活動について実験を通して明らかにし、その結果を基に運動指導に向けたプログラムや指針について検討しています。対象者は乳幼児から高齢者まで幅広くテーマを持ちながら活動しています。
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祝原 豊 准教授

健康運動科学演習I/スポーツ健康科学特論

健康やスポーツに関わる課題について、主に生理学的側面から探求している。現在は、中高齢者の余暇活動における運動の効果についての理論的実践的な研究と、幼少期の運動遊びやその環境、広義の体力に関する研究を中心に行い、それらの成果を地域で発信しています。
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村田 真一 准教授

スポーツプロモーション特論/健康スポーツ社会学演習Ⅰ・Ⅱ

「体育・スポーツ経営学」を専門とし、その中でも「地域スポーツ経営論」に関心を寄せて研究を進めています。これまでは、90年代後半から国が提唱している「総合型地域スポーツクラブ」を対象にして、その組織的成果を検証してきました。この検証によって、未だ拡大・充実の余地を残す地域スポーツクラブの限界を見出すに至りました。その限界の要因を明らかにする必要から、今後は、住民の文化的背景(地域やスポーツに対する価値意識の連関)まで考察に含みながら、より深層なレベルからクラブマネジメントと現代社会の“相性”について検証したいと考えています。
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平嶋 裕輔 講師 博士(コーチング学)

スポーツプロモーション特論/健康スポーツ社会学演習Ⅰ・Ⅱ

専門は「コーチング学」です。研究は、試合映像等からデータを収集しそのデータを分析することで、対象とするスポーツのパフォーマンス構造や、有効な戦術等を明らかにし、現場へ還元しています。現在は特に、選手をどのようにして客観的に評価するか、その評価方法を開発しています。それ以外にも専門種目が「サッカー」なので、サッカーに関連した様々な研究や取り組みを行っています。論文「サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ難易度の定量化」(体育学研究,2014年)、「サッカーにおけるゴールキーパーのシュートストップ失敗確率を予測する回帰式の検証」(体育学研究,2018年)など。