比較文学文化コース選択の流れ

比較文学文化コースに所属する学生は、日本語や英語、初修外国語として学んだもう1つの言語、留学生の場合は母国語などを利用して、自分で関心のある地域を見つける必要があります。ロシア、韓国(朝鮮半島)、スペイン語圏に関心のある学生は、これらの地域を専門にしている教員がいるのは比較だけなので、このコースを選択してください。日本と英語・フランス語・ドイツ語・中国語圏に関心がある学生は、その地域の中に関心が集中している場合は、それぞれの小コースに進むのがお勧めです。ただ軸がこれらの言語を使う地域にあっても、そこと他の地域の影響関係や、より広いテーマ設定で勉強することを望む学生は、比較文学文化コースに進むといいでしょう。
比較の専門の授業では、欧米や東アジアなど一国の枠に限定されない形でとらえた文化や芸術、思想を扱う授業や、翻訳論・映像文化論が開講されています。学生はこうした授業を通して分析方法を身につけ、自分の関心にしたがってテーマを見つけ、卒業論文を書くことになります。韓国語・スペイン語に関しては、初修外国語に加えて「基礎講読」の授業が開講されています。
またこのコースに所属する学生の場合、切り口は比較で学んでも、主に研究する対象が日本・英米・フランス・ドイツ・中国だという場合があります。このため他のコースに比べて、比較ではこれらのコースで開講されている授業を受けやすいように、単位数の設定が行われています。学生は関心のある授業を広く選択し、自分のやりたいテーマを積極的に探していくことが求められます。
4年次になると、こうして自分で設定したテーマに基づき、学んできた切り口の中から適切と思われるものを選び、それについて研究する場合に最も合っていると思われる先生に指導を受けながら、4年間の勉強の成果として卒業論文を書くことになります。
比較卒業生の声
このコースで最も大きな課題となるのは卒業論文だと思います。 テーマ設定の自由度が高い為、自分に関心のある対象について取り組めるという利点があります。しかし自由であるからといって、自分の興味ばかりを追求してしまうと参考となる先行研究を見つけることが困難であるといった壁が生じます。卒業論文にかけられる時間は長いように思えますが、実際は就職活動などが難航したり、思うような資料が見つからなかったりがあります。卒業論文に時間と労力をしっかりと割けるようにも、普段の講義に関心を持って取り組むことと3年生のうちに単位を取りつくすことが重要だと思います。テーマ設定やモチベーション維持で悩む時期があるかもしれませんが、そんな時は交流をもった先生や友人たちから良い刺激をもらうことで頑張れます。普段の講義や学科での交流が卒業するまでずっと生きるので大切にしてみてください。(T.O. 2019年度卒)
比較卒業生の声
民間企業での就職活動と並行し、独学で公務員試験を受験しました。進路選択の大きな軸となり、アピールポイントとなったのは、静岡市出身の工芸家を扱った卒業研究です。志望職種と専攻分野は必ずしも合致するとはいえません。ただ、日々の学びが、思いがけず自分の進路に結び付くこともあるはずです。ぜひ、自分が興味を持った分野を大切にしてみてください。(C.Y. 2015年卒 静岡市役所)
比較卒業生の声

比較における学びには決まったスタートやゴールはありません。だからこそ異文化に触れ、自ら考え、新しい世界を切り開くことができる楽しさや喜びがあります。どこにもない答えをどこまでも追求していく、この比較での学びは私の大学生活において、かけがえのないものとなりました。(A.U. 比較2014年卒)
比較文学文化コースのカリキュラム
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一年生の履修プラン 実用英語 初修外国語入門I,II 初修外国語I,II(フランス語 スペイン語 現代韓国語 ロシア語、中国語、ドイツ語から8単位) 比較言語文化基礎論I,II 新入生セミナー 情報処理入門 | ![]() | ||
二年生で比較文学文化コースの所属なら | ![]() | 文学概論I,II 比較文化概論I,IV 言語学概論 比較文学文化基礎講読I~IV(英語 フランス語 スペイン語 韓国語) 翻訳論 比較文学文化基礎演習 伝承文学 児童文学 教職課程(2~4年生) 初修外国語III 初修外国語IV | ![]() |
三年生で比較文学文化コースの所属確定 | ![]() | 比較文化各論I~V 比較文学各論I~IV 比較文学演習I~IV 比較文化演習I~IV 比較文学文化原書講読I~IV (課題研究の参加も可能) | |
4年生 | ![]() | 課題研究(今野ゼミ、田村ゼミ、南ゼミ、花方ゼミ、大原ゼミ) 卒業論文 | ![]() |
比較文学文化コースに所属する学生は、自分の関心に合わせて世界の地域から特定の国や地域、文化圏を絞り込んで、研究対象にします。日本、英語圏以外を対象にしたい時に、大きく役に立つのが、「初修外国語」として1年次に選択したもう1つの外国語です。静岡大学人文社会科学部では、フランス語・ドイツ語・中国語・ロシア語・スペイン語・現代韓国語の6言語の中から1つを「初修外国語」として選択、勉強します。
1年次での通年週2回の授業に加えて、2年次でも週1回、前期・後期の授業を選択して受けることができます。これらの言語を用いる地域に関心のある人は、できるだけ「初修外国語」でこれらを選択するようにしてください。
スペイン語・現代韓国語については、2年次以上で受けられる「基礎講読」の授業も開講されています。なお比較文学文化コースに所属する場合には、特定の外国語を履修している必要はありません。
初修外国語で学んだ言語を教えている先生が比較にいない場合、あるいは「初修外国語」で開講されていない言語を用いる地域のことを研究したい場合でも、大丈夫です。ただしその場合には、他のコースの授業を受けたり、独学したりして、自分から積極的に言葉を学び、ブラッシュアップしてください。
比較文学概論I II
比較文学の定義と歴史(田村)
日本の比較文学研究(田村)
海外の日本文学受容(田村)
翻訳論(外国語で読む日本文学)(田村)
映像論(文法としての映像)(田村)
比較文学の概論と方法論(南)
現代韓国語入門と韓国文化(韓国語・南)
スペイン語の中級講読(スペイン語・花方)
スペイン・ラテンアメリカの社会・経済・文学文化・歴史についてのスペイン語文献の講読(スペイン語・大原)
伝承文学
アイスランド・サガ(非常勤)
北欧神話(非常勤)
ゲルマン神話(非常勤)
児童文学
児童文学(非常勤)
ロダン館のギャラリートーク(今野)
日韓の文化の比較(南)
ヨーロッパ視覚文化史(花方)
吸血鬼文化研究(花方)
『スター・ウォーズ』論(花方)
ジラールの欲望論(花方)
魔女狩りとジェンダー(大原)
フランコ期のスペイン映画と検閲(大原)
古代~中近世を題材にしたフランコ期の表象の形成(大原)
ヨーロッパにおける動物観の比較(大原)
サンティアゴ信仰の比較研究(大原)
ヨーロッパの食文化(大原)
ヨーロッパにおける動物表象(大原)
日英比較文化論(非常勤)
芥川龍之介の「藪の中」(今野)
日韓の文学の比較(南)
在日日本語文学(南)
植民地期の日本語文学(南)
魔術的リアリズム論(花方)
プラーツ『肉体と死と悪魔』講(花方)
ラテンアメリカ文学(非常勤)
スペイン黄金世紀文学(非常勤)
森鴎外(非常勤)
比較文学文化原書講読I~IV
スペインサッカー、スペインにおける魔女迫害、スペイン語圏の食文化についての原書講読(大原)
スペイン・中南米、幻想文学・ファンタジー、映画など視覚文化に関係するテーマで卒論を書きたい学生が専門に近いですが、花方ゼミの卒論題目リストを見れば分かるように、それ以外でも相談によって引き受けています。
比較文学文化コース卒業論文題目・担当教員一覧(1994年~2020年)
令和3年度(2021年) | |
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卒業論文題目 | 担当 |
女性の髪表象―長い髪と断髪― | 大原 |
ディズニーヴィランズにおける悪役の変容 | 大原 |
グリム童話の変化について | 花方 |
スレイマン大帝期の宮廷文化の「オスマン帝国外伝」におけるアダプテーション | 大原 |
ヨーロッパと日本におけるカフェ文化の比較 | 大原 |
『Mary Poppins』のアダプテーション研究−小説と映画における表現の違いを探る− | 花方 |
ヨーロッパと東アジアにおけるドラゴン表象の変遷 | 大原 |
ナチス映画におけるナチスおよびヒトラーのイメージの変遷とキャラクター化 ―ナチス・ヒトラーのポップ化― | 大原 |
森見登美彦論 | 花方 |
花祭りの伝統と継承について 〜中在家花祭を中心に〜 | 花方 |
三田誠広論――『いちご同盟』を中心に | 南 |
日本と欧米におけるうさぎイメージの比較研究 | 大原 |
夢野久作『少女地獄』論 | 花方 |
双生児の表象の変遷 | 大原 |
日本の児童向けアニメ・特撮作品における変身の分析〜ジェンダー的視点から〜 | 花方 |
メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』における出産と家族 | 花方 |
新海誠作品における神話的表象について | 花方 |
宮崎駿監督作品における女性像 | 花方 |
『鋼の錬金術師』における人間像 | 花方 | 令和2年度(2020年) |
卒業論文題目 | 担当 |
ヨーロッパにおける香辛料ー胡椒の価値の変遷を中心にー | 大原 |
日本における韓流の受容と継続性 | 大原 |
現代韓国のフェミニズム文学研究──チョ・ナムジュ『82年生まれ、キムジヨン』を中心に | 南 |
村田沙耶香論──性の崩壊と再構築 | 南 |
映画「ローマの休日」研究 | 花方 |
屠殺人をめぐる比較研究 | 大原 |
雑誌「anan」から見る若い女性の〈私〉探し | 田村 |
アニメの文法とその可能性──原作マンガ・実写映像との比較から── | 田村 |
江戸川乱歩「人間椅子」論──乱歩の世界観とその文学的位置付け── | 田村 |
韓流映像文化における現代韓国のジェンダー表象 | 大原 |
日本文学文化におけるレモンの表象 | 花方 |
ディズニー映画における音楽の役割 | 大原 |
コーヒー文化の伝播と形成 | 大原 |
多和田葉子論──性をめぐる越境性について | 南 |
リービ英雄論 | 南 |
日本の民話における鬼の分析―ヨーロッパのモチーフと比較して― | 花方 |
日本におけるK-popの受容-日韓関係の変化とともに- | 大原 |
有川ひろ『図書館戦争』論 | 花方 |
ヨーロッパ文化におけるチョコレートの表象 | 大原 |
日本と中部ヨーロッパにおける狼イメージの比較研究 | 花方 |
金鶴泳論──在日という吃音 | 南 |
紅茶文化と緑茶文化の比較研究 | 大原 |
RPGの世界観の形成と文化的背景 | 大原 |
日本現代妖怪論 -2000年代の漫画を中心に- | 花方 |
村上春樹論──『騎士団長殺し』にみる死と再生のメタファー | 南 |
令和元年度(2019年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
かこさとし研究-絵画鑑賞を通じた子どもたちへのメッセージ | 今野 |
身体変工に関する社会的イメージの比較研究 | 今野 |
『ハリー・ポッター』の成功をめぐって | 今野 |
小説内で語る小説家 | 今野 |
「完璧な人間像」に関する比較研究 | 今野 |
年中行事に関する日中比較-正月と春節を中心に | 今野 |
ゴジラの遺産―歴代作品から探るテーマ性と人類の未来 | 田村 |
岩井俊二監督映画『Love Letter』研究 | 田村 |
黒澤明中期作品に見られる主観ショット | 田村 |
監督ウォン・カーウァイ(王家衛)論 -「物語性の崩壊」の先に見る物語 | 田村 |
アルフレッド・ヒッチコック論 | 田村 |
アイドルはなぜ「かわいい」のか | 田村 |
西洋を意識した輸出用肥前磁器の変化―明治におけるデザインを中心に | 花方 |
山岳への信仰心―日本とヨーロッパを比較して | 花方 |
東欧の吸血鬼像―宗教観や民俗が与えた影響 | 花方 |
乙一文学作品への学国文学の影響―手法とテーマについて | 花方 |
『ハリー・ポッター』シリーズにおける善悪について | 花方 |
1950年代以降の音楽とアメリカ社会 | 花方 |
中国朝鮮族アイデンティティ-金学鉄文学を視座に | 南 |
李良枝論―夢の表象を中心に | 南 |
欧米文化圏における魔女表象の変遷―「スガラムルディの魔女」を中心に | 大原 |
ジャンヌ・ダルク像の変遷―西欧中世のジェンダーから現代のサブカルチャーまで | 大原 |
スペインサッカーにおける地域主義 | 大原 |
ジェンダー観から比較する日本の山姥と西洋の魔女 | 大原 |
西欧のファンタジー小説における異世界観-『ナルニア国物語』を中心に | 大原 |
ディズニープリンセスにおける女性像の変遷 | 大原 |
付喪神と器物の擬人化の連関 | 大原 |
ディズニープリンセス映画における服飾文化の変遷 | 大原 |
平成30年度(2018年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
日本人と食肉 | 今野 |
スペイン内戦と文学 | 花方 |
日本人の妖怪観の変遷 | 大原 |
日本とヨーロッパの文学作品におけるウサギの 表象研究 | 大原 |
周防正行監督『Shall we ダンス?』論 | 田村 |
スペインにおける食文化の形成 | 大原 |
現代の日本人女性作家の作品からみる女性の欲望 ─ルネ・ジラール『欲望の現象学』をもとに─ | 花方 |
『オセロー』研究 ─社会階級からみる人物関係─ | 花方 |
楊逸論 | 南 |
文学におけるロバの表象~西洋と日本の比較を 通して~ | 大原 |
悪役の魅力 ~21世紀現代日本において~ | 花方 |
スペイン言語帝国主義 | 大原 |
S・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』論 | 田村 |
李朝野談の研究 ─『青邱野談』を中心に─ | 南 |
井上靖論 ─幼少期の伊豆を中心に─ | 南 |
『ハリー・ポッター』シリーズにおける死生観 について | 花方 |
文化的背景の違いに基づく日韓の字幕翻訳分析 ─アメリカ映画の字幕を中心に─ | 花方 |
カナダにおける多文化共生 | 大原 |
平成29年度(2017年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
メキシコのナショナリズムとアイデンティティ | 花方 |
アイザック・アシモフと日本の現代SF小説 | 田村 |
日本昔話における不老不死 | 花方 |
湊かなえ作品における〈オムニバス形式〉 | 田村 |
武士道における「義」の研究 | 今野 |
東日本大震災とポピュラー音楽 | 花方 |
李恢成論 ―サハリンの文学表象と家族・青春─ | 南 |
石井桃子と児童文学 | 花方 |
現代ポップカルチャーにおける「ウサギ」が与 える印象について | 大原 |
ディズニー映画に見る女性像の変遷 ─プリンセスを中心に─ | 大原 |
平成28年度(2016年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
『ゲド戦記』における「影」 ―カウンターカルチャー時代から現代までのアメリカ社会を背景に― | 花方 |
『ペドロ・パラモ』における死について | 花方 |
東京オリンピックと国民統合 | 南 |
マンガ論 ―同時代芸術としての映画を通して― | 田村 |
児童文学における食の役割 ―寺村輝夫「こまったさんシリーズ」の分析を通して― | 田村 |
熱海と近代ツーリズムの研究 | 南 |
宮部みゆき論 ~少年による犯罪を中心に~ | 南 |
張赫宙作品にみる植民地文学研究 | 南 |
伊坂幸太郎著「ゴールデンスランバー」 ―小説と映画の芸術間翻訳について― | 田村 |
是枝裕和論 | 今野 |
「クトゥルフ神話」を構成する二次創作の展開について | 花方 |
ゲルマン、北欧神話の欧米文学・文化への影響について | 花方 |
ミヒャエル・エンデと宮崎駿の成長観 ―『はてしない物語』と『千と千尋の神隠し』を比較する― | 花方 |
昔話にみる動物の表象 | 南 |
芹沢銈介<文字絵>の研究 | 田村 |
カタルーニャ主義におけるガウディ | 大原 |
変身譚に見る狼の表象 | 大原 |
現代イギリス幻想文学における複数世界について | 花方 |
狸のイメージについて | 今野 |
アンデルセン童話における象徴表現 | 今野 |
韓国の日本人論 | 田村 |
日本の“kawaii文化” ~なぜ女子は「かわいい」に魅了されるのか~ | 大原 |
「ドン・フアン」演劇のアダプテーション | 大原 |
フィリピンナショナリズムと民族舞踊 | 花方 |
現代ポップカルチャーにおける「ウサギ」 | 大原 |
メキシコの食文化 | 大原 |
平成27年度(2015年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
吉本ばなな『キッチン』論 ─食の意味を中心に─ | 田村 |
宮崎駿作品にみる宗教・自然観 ─「となりのトトロ」「もののけ姫」を題材として─ | 花方 |
神話における月と人間の関係性と月の位置づけ | 花方 |
日本語から見た日本人論 | 今野 |
アールヌーボーについて ─エミール・ガレを中心に─ | 今野 |
酒井駒子の絵本研究 | 南 |
日本における『三国志演義』の受容 | 南 |
『ビルマの竪琴』論 | 花方 |
『不思議の国のアリス』翻訳におけるアリス像の変遷について | 今野 |
道徳教育の教科化の経緯とその位置づけ | 花方 |
日本のゲームにおける「アーサー王伝説」の受容と変化 ─コンピューターゲームやトレーディングカードゲームから見る魅力─ | 花方 |
日本の公共文化施設の役割について | 今野 |
物語にみるオオカミの表象 | 南 |
映画広告にみるキャッチコピー ─その特徴と時代的変遷を中心に─ | 南 |
コーヒーハウスと世論 ─近代イギリスのコーヒーハウスを中心に─ | 南 |
川端康成『みづうみ』における〈魔界〉 | 田村 |
小川未明『赤い蝋燭と人魚』論 | 田村 |
現代ポップカルチャーにおける「ウサギ」が与える印象について | 花方 |
「幽霊屋敷」研究~伝承、創作、映画における日本の幽霊屋敷観~ | 田村 |
村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』論 ─暗闇の部屋に関する考察─ | 田村 |
少年漫画と少女漫画における表現の違い ~文末表現から読み取るジェンダー~ | 花方 |
スペイン異端審問 ─13世紀から18世紀における社会的機能の変化を中心に─ | 花方 |
日本マンガの翻訳に関わる問題 | 花方 |
川上未映子『乳と卵』論 ─ラストシーンに関する考察─ | 田村 |
ヨーロッパにおけるムスリム移民の現状とこれからの多文化共生政策 | 花方 |
エビス信仰の畏怖と豊漁祈願 | 今野 |
平成26年度(2014年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
『古事記』と『三国遺事』にみる動物の表象 | 南 |
ネット怪談「八尺様」について | 田村 |
『古事記』と『三国遺事』にみる色彩の比較研究 | 南 |
―色をめぐる日本と朝鮮の思想と文化を中心に ―図案家としての芹沢銈介論―模様を中心に― | 田村 |
トールキン『指輪物語』における指輪の意味 ―神話的考察に基づいて― | 花方 |
筒井康隆『虚人たち』論 | 花方 |
『Winnie- the- Pooh』論 | 花方 |
日本における西洋の人魚のイメージの形成 ―西洋の影響と独自性の獲得― | 花方 |
日本人と犬 | 今野 |
アメリカ銃社会について | 今野 |
呉濁流『アジアの孤児』研究 | 南 |
戦後日本人の中の『菊と刀』 ─日本社会における『菊と刀』受容の歴史─ | 今野 |
黄金時代スペインの絵画にみるカトリシズムの影響について | 花方 |
雑誌『國民文學』研究 ─〈文学〉をめぐる日本・朝鮮の不協和音について─ | 南 |
平成25年度(2013年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
岡倉天心研究 | 今野 |
ブルーノ・タウトと日本文化 | 今野 |
夢野久作『ドグラ・マグラ』論 | 今野 |
スペインのジプシーと文化的起源と現在 | 大原 |
荻原規子『空色勾玉』論 | 田村 |
太宰治の作品における滑稽性について | 田村 |
中国の小学校教科書からみる日本 | 南 |
アメリカ黒人音楽の受容と展開 | 大原 |
ドストエフスキーの「分身」について | 田村 |
ヨーロッパにおける子ども観の変遷 | 大原 |
チェーホフ『犬を連れた奥さん』論 | 田村 |
日本と欧米における漫画的表現の比較 | 大原 |
日本庭園の道具に関する一考察 ―「ほうき」と「はさみ」を中心に― | 南 |
血液型性格判断の日本での需要 | 大原 |
日本における妖怪に見るアニミズムの表象 | 大原 |
"The Catcher in the Rye"の翻訳について | 田村 |
スティーヴン・キングにおける家族、親と子 | 田村 |
平成24年度(2012年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
小津安二郎のまなざし ―『東京の女』と『晩春』における比較― | 田村 |
文化としての捕鯨について | 今野 |
小川未明「赤い蝋燭と人魚」研究 | 田村 |
グレッグ・イーガン論 | 花方 |
韓流ドラマにおける文化構造 | 南 |
スティーヴン・キング作品における家庭の崩壊 | 花方 |
仏教とキリスト教 | 今野 |
現代女性の美に関する意識 | 南 |
湯浅克衛論 | 南 |
谷川俊太郎の「子どもの詩」論 | 花方 |
平成23年度(2011年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
日本における『水滸伝』翻訳について | 田村 |
近代武道と日本人 ~空手の成立を巡って~ | 今野 |
タイの社会における仏教 | 今野 |
「女子」をめぐるメディア文化とジェンダー | 大原 |
『魔女の宅急便』論 ―キキの少女性と魔女性について― | 田村 |
小津安二郎監督後期作品におけるコミュニケーションの様相 | 田村 |
『夢十夜』 ~創作過程にひそむ影響関係について~ | 田村 |
群馬県における七夕習俗の分布と比較 | 田村 |
ヨーロッパとアジアの文学文化における猫の表象の比較 | 大原 |
日本のサッカー文化 | 今野 |
志賀重昂『日本風景論』についての研究 | 今野 |
カルロ・コッローディ原作『ピノッキオの冒険』論 ―主人公の成長について― | 田村 |
文化輸出からみる国家のブランド ―韓国文化 と「韓流」を中心に― | 南 |
東日本大震災と日本人 | 今野 |
平成22年度(2010年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
安部公房『砂の女』論 ―ホメロス『オデュッセイアとの比較を通して― | 花方 |
『時をかける少女』論 ―小説と映像の比較― | 田村 |
台所の文化史 | 今野 |
日本におけるグリム童話の受容と改変 | 花方 |
ひろすけ童話の抒情性研究 | 花方 |
血液型性格判断について | 今野 |
宮崎駿「もののけ姫」論 | 田村 |
日本におけるツイッター文学 | 大原 |
レオ=レオニ研究 | 今野 |
西欧における妖精の文化史 | 大原 |
ヨーロッパと日本におけるたばこ文化 | 大原 |
トーヴェ・ヤンソンの「ムーミン童話」について | 今野 |
ベジタリアニズムに関する比較文化的研究 | 花方 |
古代日本と古代ギリシャにおける死者の世界観の考察 | 花方 |
禅と芭蕉 | 田村 |
芥川龍之介における「影」のテーマについて | 今野 |
アンデルセン童話論 ―作品にみる死生観― | 田村 |
トルコのイスラム文化 | 大原 |
監督クリント・イーストウッド論 | 田村 |
韓国と日本におけるキリスト教の実態と背景 | 大原 |
表現方法の比較 ―川端康成『有難う』の映画化― | 田村 |
喫茶店における文化形成~西洋と日本の比較~ | 今野 |
『クローディアの秘密』論 | 田村 |
安部公房『壁』の作品分析 ―第二部「バベルの塔の狸」論― | 田村 |
平成21年度(2009年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
開高健論 | 田村 |
小説と映画 ―川端康成「有難う」― | 田村 |
三浦綾子研究 ―三浦綾子文学における「罪」― | 田村 |
スペインのファッション文化の通時代性と変革及び日本におけるスペインファッションの影響 ―現代ファッションを中心に― | 大原 |
ファンタジーとしての『グリム童話』 | 田村 |
北欧神話に対する西欧思想の影響について | 花方 |
映画「男はつらいよ」と下町 | 田村 |
江戸川乱歩の娯楽的殺人 | 花方 |
紅茶に関する比較文化的研究 | 今野 |
動物愛護法からみる日本人とペット | 花方 |
お雇い米国人教師E.W.クラーク研究 | 今野 |
日本の庭園とオーストリアの幾何学式庭園の連関 ~シェーンブルン宮殿内の日本庭園~ | 大原 |
義賊について | 今野 |
日本人と香りの文化 | 今野 |
日本文化と呼吸 | 今野 |
『不思議の国のアリス』論 | 田村 |
着物とkimono | 今野 |
スペインにおける女性像の変遷 ―1920年代~1980年代を中心に― | 大原 |
絵本論 | 田村 |
日本と西洋における狐のイメージの比較 | 今野 |
ブタのイメージをめぐって | 今野 |
平成20年度(2008年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
植民地教科書に見られる日本と朝鮮の表象 ―大正期・朝鮮総督府の国語教科書を中心に─ | 南 |
明治期『太陽』における外国人の日本・日本人論 | 南 |
神話における人と動物の関係 ―日本とギリシアを比較して― | 今野 |
映画監督・伊丹十三論 | 田村 |
映画「おいしいコーヒーの真実」から考える生産国の現状と企業の取り組み | 久保 |
心中について | 今野 |
文字の芸術性に関する一考察 ―ピカソ、クレー、芹澤― | 今野 |
地蔵研究 | 今野 |
化粧品広告から見る日本人 ~価値観の変化をめぐって~ | 花方 |
『千と千尋の神隠し』論 | 田村 |
現代社会とペット | 今野 |
河童 ~そのイメージと受容について~ | 花方 |
日本アニメのアメリカにおける受容 | 花方 |
吉屋信子『花物語』について | 田村 |
大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判に関する考察 | 久保 |
「古代インドにおける時間意識の変遷」 | 花方 |
日韓の茶文化 ~日韓における茶道の比較~ | 南 |
平成19年度(2007年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
16世紀から17世紀の日本におけるキリストの受容と展開について | 花方 |
北欧神話における炎の考察 | 花方 |
中世スペインにおけるイスラム建築 ―時代の変化を通して― | 花方 |
猫の迷信 ―ヨーロッパにおける魔女と猫― | 花方 |
「かわいい」研究 ―時代と言葉の変遷に見る「かわいい」 | 田村 |
都市伝説 ―「学校の怪談」をめぐって― | 今野 |
ギリシア神話における植物への変身について | 花方 |
~オウィディウス『変身物語』を中心に~ | |
日本人デザイナーたち | 田村 |
村上春樹「眠り」の世界 | 今野 |
臓器移植と日本人 | 今野 |
江戸期からみる現代の化粧 | 田村 |
少女マンガにおける分身について | 花方 |
「雪国」の表現 ―参加する読者― | 田村 |
憲法改正以降の不可触民の意識変化 | 花方 |
張赫宙研究 ―朝鮮人の満州移民を中心に― | 南 |
詩の構造分析 | 田村 |
平成18年度(2006年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
宮沢賢治『春と修羅』研究 | 今野 |
ディズニー短編映画論 ―ドナルド・ダックを中心に― | 今野 |
二葉亭四迷『浮雲』における『オブローモフ』の影響 | 田村 |
星新一の初期作品について ―価値の相対化の仕組み― | 花方 |
『嗤う伊右衛門』論 ―『東海道四谷怪談』などとの比較を通して― | 花方 |
東アジア三国における捕陀落信仰 | 南 |
志賀直哉「小僧の神様」研究 ―贈与者と被贈与者の交わらない心理― | 田村 |
マザーグースの翻訳について | 今野 |
抒情詩人としての金鍾漢 ―「古井戸のある風景」の生成過程― | 南 |
チベットの宗教と政治 ―転生するダライ・ラマ― | 花方 |
平成17年度(2005年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
川端康成『山の音』論 ―響き合う〈音〉を追って― | 田村 |
児童文学の中の小人たち | 田村 |
黒澤明の映画について ―黒澤作品とリメイク作品の映像分析― | 田村 |
富士山と龍 | 今野 |
俵万智の短歌について | 田村 |
日本人と指輪 ―明治・大正期を中心に― | 今野 |
ユダヤ教とキリスト教 | 久保 |
吉本ばなな『キッチン』研究 ―小説と映画― | 田村 |
『春琴抄』の構造分析 ~『グリーブ家のバーバラの話』と比較して~ | 田村 |
日本人とカルト宗教 | 今野 |
文学・映画作品にみる、インターネットを介したコミュニケーションの可能性と限界 | 花方 |
平成16年度(2004年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
太宰治『斜陽』研究 | 田村 |
山崎豊子「二つの祖国」をめぐって | 南 |
動物愛護について | 今野 |
月のシンボリズムに関する一考察 | 山本 |
ディズニーアニメとジェンダー | 田村 |
沖縄県浦添市における盆踊りエイサーの歴史と現在 | 山本 |
上村松園研究 | 今野 |
文学・映画作品に見る、インターネットを介したコミュニケーションの可能性と限界 | 花方 |
ピーターパン像の変遷 | 花方 |
原罪とゆるし ―三浦綾子の「氷点」と「続・氷点」を通して― | 南 |
日系ブラジル人学校の教材にみる日本・日本人観 | 南 |
松下幸之助研究 | 今野 |
李良枝研究 | 南 |
室生犀星と色 | 花方 |
ポール・オースター ニューヨーク三部作のメタフィクション性 | 花方 |
ボスニア紛争 ―民族浄化― | 久保 |
平成15年度(2003年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
檀君神話に関する一考察 | 山本 |
川端文学と記憶 | 田村 |
昔話「爪子姫」譚に関する一考察 | 山本 |
青森県津軽地方の民間巫者「カミサマ」についての一考察 | 山本 |
日本の危機管理 | 久保 |
北欧神話に関する一考察 | 山本 |
黒澤明作品における音楽 | 今野 |
金子みすゞ研究 | 今野 |
死と豊饒の観念に関する一考察 | 山本 |
映画化された「伊豆の踊子」 ―第一回映画化五所平之助監督作品をめぐって― | 田村 |
安部公房論 ―創作方法について― | 田村 |
「フランダースの犬」研究 | 今野 |
「生まれ変わり」の伝承についての一考察 | 山本 |
町田康の文体分析 ―中村明「日本語レトリックの体系」に基づいて | 花方 |
開高健とヴェトナム戦争 ―「ベトナム戦記」と「輝ける闇」をめぐって― | 花方 |
カレル・チャペック論 ―文學を通して伝えたかったこととは― | 田村 |
スティーヴン・キング作品における女性像 ―抑圧された女性のヴァイオレンス― | 花方 |
関羽信仰についての一考察 | 山本 |
金嬉老事件と在日朝鮮人問題 | 久保 |
ディズニーアニメにおけるヒロイン像の変遷について | 今野 |
室生犀星と色 | 花方 |
年中行事に関する一考察 | 山本 |
能舞台における空間意識について | 山本 |
ポール・オースター NY三部作のメタフィクション性 | 花方 |
人の孤独と不安 | 田村 |
医食同源の成立と発展 | 今野 |
宮崎駿作品論 ―少女の自立について― | 田村 |
日本人と英語教育 ―早期英語教育をめぐって― | 今野 |
ラフカディオ・ハーン研究 ―その神道理解をめぐって― | 今野 |
イタロ・カルヴィーノ研究 | 田村 |
平成14年度(2002年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
日本と韓国 ―歴史教科書を通じて― | 今野 |
夏目漱石「こころ」論 ―血の意味について― | 田村 |
荒神信仰に関する一考察 | 山本 |
『銀河鉄道の夜』研究 ―四種類の英訳を通じて― | 今野 |
吉本ばなな 流れる時間の世界 | 田村 |
日本人と英語コンプレックス | 今野 |
日本神話における〈黄泉国〉についての一考察 | 山本 |
村上春樹『風の歌を聴け』論 | 田村 |
ロマ民俗に対する差別・迫害 | 久保 |
平成13年度(2001年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
日和見に関する一考察 ―海と天候の文化史― | 山本 |
バルテュス研究 | 田村 |
教科書問題についての一考察 | 久保 |
地ノ神について | 山本 |
犬祖伝説に関する一考察 | 山本 |
小説「藪の中」映画「羅生門」「MISTY」の比較 | 田村 |
アイルランドの伝説『ティル・ナ・ノグのオシーン』に関する一考察』 | 山本 |
村上春樹「めくらやなぎと眠る女」に関する一考察 | 田村 |
いじめは今 | 今野 |
『深い河』論 | 今野 |
英語圏の伝承童謡に関する一考察 | 山本 |
平成12年度(2000年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
産育民俗に関する一考察 | 山本 |
現代日本の家庭における女性差別 | 今野 |
ヌーバレーに関する一考察 | 山本 |
監督宮崎駿の自然観 | 田村 |
日本の茶文化 | 今野 |
稲垣足穂におけるノスタルジー | 今野 |
空也伝に関する一考察 | 山本 |
葬送儀礼 | 今野 |
日本人の宗教意識 ―カリスマをめぐって― | 今野 |
将門伝説に関する一考察 | 山本 |
ベートーヴェンの耳について | 田村 |
古代製鉄文化とその信仰に関する一考察 | 山本 |
食文化に関する一考察 ~箸と日本人~ | 山本 |
分身に関する一考察 | 今野 |
「不思議の国のアリス」の翻訳について | 今野 |
カウンターカルチャーと禅思想 | 今野 |
高度情報化社会におけるアイデンティティの確率について | 田村 |
平成11年度(1999年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
グリム童話「いばら姫」に関する一考察 | 山本 |
死刑制度について | 今野 |
柳 美里論 | 今野 |
グーデンホーフ光子研究 | 今野 |
日本人とクリスマス ―日本文化の受容と変容― | 今野 |
グリム童話と芥川龍之介 ―鼻をめぐる考察― | 田村 |
川端康成「水晶幻想」論 | 田村 |
村上春樹「ノルウェーの森」論 | 田村 |
人魚に関する一考察 | 山本 |
古典における梅と桜についての一考察 ―奈良・平安時代を中心に― | 山本 |
スポーツと文化 ―日本の国技について― | 久保 |
歯についての一考察 ~その習俗と俗信~ | 山本 |
北野武研究 | 今野 |
川端康成『山の音』論 | 田村 |
山田詠美論 ―せつなさという大人の美学― | 今野 |
日本人の死生観 ~臓器移植問題を巡って~ | 今野 |
日中合弁企業の価値観の比較 | 山本 |
南方熊楠の世界観 | 田村 |
三島由紀夫のなかの海へ ~「花ざかりの森」と「豊饒の海」に寄せて~ | 山本・久保 |
タラス・シェフチェンコの作品《слепая》の特異性について | 田村 |
文学作品における自殺 | 久保 |
平成10年度(1998年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
安部公房論 ―「砂の女」とベケット「マーフィ」を巡って― | 田村 |
文化的背景から見たいじめ | 今野 |
アンデルセン童話研究 | 田村 |
川端康成『眠れる美女』論 | 田村 |
日本の親と日本の子供 | 今野 |
夏目漱石におけるアーサー王伝説の摂取についての一考察 | 山本 |
遠藤周作における神とキリスト像 | 田村 |
マザーグース論 | 田村 |
川端康成『美しさと哀しみと』論 | 田村 |
監督今村昌平 | 田村 |
吉本ばなな論~感性の時代が生んだもの~ | 田村 |
「竹取物語」に関する一考察 ―児童書「かぐやひめ」としての受容― | 山本 |
『大草原の小さな家』論 ―「小さな家」シリーズの日本における受容をめぐって― | 今野 |
コマーシャル論 | 田村 |
パーシヴァル・ローエルが見た日本人 | 今野 |
自然と人間 | 今野 |
小夜中山夜泣石伝説に関する一考察 | 山本 |
笑いについて | 今野 |
『菊と刀』にみる日本文化 | 久保 |
文明・自然・人間 ―世紀末におけるその現状― | 久保 |
他者とは何か | 今野 |
競走馬の育成と調教に見る日英文化の比較 | 久保 |
オーストラリア文化論 | 田村 |
マザーグースの翻訳について | 今野 |
平成9年度(1997年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
サン=テグジュペリ研究 | 今野 |
鏡に関するうわさ話についての一考察 | 山本 |
色彩語に関する一考察 | 今野 |
競馬文化の国際比較 | 今野 |
神聖空間における売春に関する一考察 | 山本 |
月の女神アルテミスに関する一考察 | 山本 |
鬼に関する一考察 | 山本 |
ディズニーと大衆文化 | 今野 |
和辻哲郎「風土」研究 | 今野 |
児童文学の翻訳をめぐる比較文化的研究 ―「小公女」を題材として― | 今野 |
日本の住居の近代化をめぐって | 今野 |
鈴木大拙研究 | 今野 |
マドンナ論 | 今野 |
平成8年度(1996年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
日本の皇室と英国の王室 | 今野 |
物語における「境界」をめぐって ―『ふしぎの国のアリス』のユング心理学的研究― | 今野 |
ヒマラヤを挟んで | 田村 |
遠藤周作の作品に現れる「日本人」像 | 今野 |
日本女性の美 ―比較文化的研究― | 今野 |
「留学」をめぐる比較文化的研究 | 今野 |
ヤマトタケル伝承の研究 ―千葉県西上総の伝承を中心に― | 山本 |
川端康成『山の音』 ―翻訳分析の試み― | 田村 |
古代北欧における主神信仰の構造 ~オーディン像再考~ | 山本 |
伝説の存在について ―静岡県引佐郡引佐 町の事例を中心に― | 山本 |
陰陽師安倍晴明とその時代的背景 ~藤原道長を囲む霊的守護者集団について~ | 山本 |
日本人と英語 | 今野 |
川端康成『水晶幻想』論 | 田村 |
現代口承伝承における一考察 ―「別れのスポット」の噂話について― | 山本 |
ベースボールと野球 | 今野 |
英米における和歌翻訳の諸相 | 田村 |
岡本太郎研究 | 今野 |
川端康成『温泉宿』論 ―川端のプロレタリア文学観との関わりを中心に― | 田村 |
ラフカディオ・ハーン研究「神国日本」におけるハーンの日本観 | 今野 |
日本人の自殺 | 今野 |
平成7年度(1995年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
ピアスにまつわる噂話についての一考察 | 田村 |
国境の神楽 ―島根県大田市三瓶町多根地区― | 山本 |
英仏比較文化論 | 今野 |
熊野の「補陀楽渡海」について | 山本 |
徐福伝承についての一考察 | 山本 |
アメリカ社会の日系人 | 今野 |
『銀河鉄道の夜』論 ―幻想世界創造への軌跡― | 今野 |
アメリカのユダヤ人 | 今野 |
照葉樹林帯における食文化の比較研究 ~モチ文化について~ | 山本 |
川端康成「葬式の名人」論 ―初期作品における孤児根性と死生観 | 田村 |
日本人ユニーク説について | 今野 |
インドのカースト制度についての一問題 ―カースト差別と教育― | 山本 |
異類婚姻譚についての一考察 ―猿聟入はどのように形成されたか― | 山本 |
平成6年度(1994年) | |
卒業論文題目 | 担当 |
モラエス研究 ―その生涯と日本文化論の変遷― | 今野 |
『菊と刀』考察 | 今野 |
月の民俗に関する一研究 ―月と不死の水の信仰について― | 山本 |
ラフカディオ・ハーン研究 ハーンの日本女性観 | 今野 |
『山の音』論 ―三角関係の発生と解消― | 田村 |
夏目漱石とドストエフスキー | 山本 |