大学院
静岡県内唯一の人文社会科学系総合大学院として、国際的視野と社会・文化に深い学識を持つ、高度職業人の養成を目指しています。
大学院間協定留学
ボン大学(ドイツ・修士課程)、ジャン・ムーラン・リヨン第3大学(フランス)
主な開講科目
啓蒙と反啓蒙(今野)
18世紀フランス思想、近代の自然観・心身問題など
比較文学論演習 I, II(今野)
明治・大正期文学における西洋文学・思想の影響や翻訳について
詩学研究(田村)
小説と映画という異なる芸術ジャンルを<詩学>の観点から比較研究する。
文学翻訳論演習I.II(田村)
外国語に翻訳された日本文学を教材として、原文とその外国語訳を言語、文学、文化の諸領域において比較研究する。
日韓比較文化論(南)
日韓の古代神話を比較的に考察。『三国遺事』『古事記』『三国史記』『日本書記』
日韓比較文学論演習I.II(南)
古代から近現代に至るまでの日韓の文学・文化事項の主要なテーマを比較的に考察
スペイン・ラテンアメリカ文化研究(花方)
トドロフ『他者の記号学』講読
ワシュテル『敗者の想像力』講読
比較文化史演習(花方)
アンダーソン『想像の共同体』論
サイード『オリエンタリズム』論
スペイン文化研究 (大原)
スペインの女性の地位の変遷との比較研究
ヨーロッパ比較文化史演習(大原)
フェリペ2世期に形成された黒い伝説とその後の黄色い伝説について
1492年について
トレド翻訳と12世紀ルネサンス(大原)
ヨーロッパとアジアにおける映像文化の比較
取得資格
中学校教員専修免許(国語、社会)
高校教員専修免許(国語、地歴、英語)
大学院を振り返って
比文2018年度修了 Y.O
私は学部生時代からの研究を深めたい、より多くのことを学びたいと考え、大学院に進学しました。大学院では先生方とより近い距離で多くのことを学ぶことができました。また、大学院の授業はより演習が多くなり、自分の意見を発表する機会が多くなったと感じました。そのため、知識だけではなく、相手に自分の意見を伝える力も身に付けることができました。修士論文では卒業論文よりも多くの分量を書く必要があるので、ある程度の覚悟と根気、そして計画性が必要です。私も計画通り進めることができず、苦労することもありましたが、親身になって指導して下さる先生方のおかげで最期まで努力し、修士論文を完成させることができました。
就職活動に関しては、卒業後公務員の仕事に携わりたいと考えていたので、大学院の勉強と同時に大学四年生の春から計画を立てて公務員試験の勉強もしてきました。大学院の授業は学部生の時よりも多くのことを学ぶため、予習の時間も増えました。そのため、両立させるにはしっかりと早い時期から計画を立てて試験対策に取り組むことが大切だと感じました。
大学院生活を通して、計画性を持って行動することの重要さを改めて感じましたし、自分の知識、経験を共に培い、入学時よりも広い視野を持って物事を考えることができるようになりました。研究をより深めたい、多くのことを学びたい方には素晴らしい環境だと思います。
院試アドバイス
比文2016年卒 T.S
名古屋大学国際言語文化研究科
私は国際機関や国際協力機構で社会貢献することを目指しています。名古屋大学国際言語文化研究科には他の研究科(例:国際開発研究科等)の授業も履修できるメリットがあり将来の目標を追求するには最適と考えました。
院試に有効であった対策については、学部時代の予習や授業ノートの復習等、授業への真摯な取り組みは必要不可欠と考えます。また、様々な教養科目や他コースの授業を積極的に履修して視点を広げることも、人文社会科学について総合的に論じる能力につながったと思います。語学については英語、スペイン語ともに読解と翻訳、作文の練習と並行して聞く力と話す力も磨き、DELEのC1やTOEIC(910点)などの資格の取得に努めました。
今後は名古屋大学のカリキュラムを最大限に活かして国際協力の道に向けて必要な資格の取得に努めていきます。

