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学生の声 Students' Voices

「文人コースは自由なコースです」

文人コース(=文化人類学コース)では、3年次に「フィールドワーク実習」という授業があります。私たちの学年は、静岡県御前崎市で、文化人類学の中心的な方法であるフィールドワーク(現地調査)の実習を行いました。フィールドワークの成果は、1冊の報告書にまとめて刊行しました。

ですが私は、もっと多くの人に御前崎市のことや私たちのフィールドワークについて知ってもらえたらいいのではないかと思い、「静大図書館のギャラリーで写真展をやったらどうか」と提案しました。写真を利用すれば、より多くの人に気軽に御前崎市のことについて知ってもらえるのに加えて、文化人類学コースやフィールドワークに興味を持ってもらえるきっかけにもなるのではと思いました。ただ、「写真展をやろう」と言ってみてはものの、具体的なことは一切考えていませんでした。そんな私に、先生方が助言をくださったり、同じコースのみんなが手助けをしてくれたりして、なんとか無事に開催することができました。

初めての試みだったので、開催に至るまでには失敗などもありましたが、基本的には先生方が自由にやらせてくれました。展示する写真を選んだり、コメントを考えたり、展示方法を工夫したり、コースのみんなで協力して行いました。

写真展を通して、様々な方々からコメントも頂くことができ、多くの方々に私たちの研究成果を知ってもらえる良い機会を作れたのではないかと思います。私にとっても、業者の方や、会場を提供してくださった大学図書館の担当者の方との話し合いを通して、主催者として責任を持つことの大切さを学ぶという経験ができました。

文人コースは自由なコースです。自分のやりたいこと、やってみたいことに挑戦することができます。きっとその挑戦には、先生方や同じコースの仲間が助言や手助けをしてくれるはずです。そしてその挑戦は、今後もずっと生かしていける貴重な経験になると思います。

(茂庭 可奈子・2010年入学)