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教員紹介 Faculty

このページでは、文化人類学分野の教員の担当科目、研究内容などについて紹介します。

長沼さやか 教授 NAGANUMA Sayaka, Ph.D.

(1) 主な担当授業科目(専門科目):地域社会論Ⅰ・Ⅱ(講義科目)、文化人類学応用演習など。講義では、さまざまな地域・社会の事例を文化人類学的なテーマで分析し、地域社会の重層性、人の営みの多様性について考えます。演習では文献講読を通して、文化人類学の理論、民族誌的記述、データ分析の方法について学びます。
(2) 研究内容:中国南部の広東省珠江デルタで20年近くフィールドワークをしてきました。そこに暮らす人びとが家族、宗教、民族といった理念をいかに読み替え、日常のなかで実践しているかについて調べています。また、近年では台湾東海岸において、海洋文化資源の利用と消費が台湾と日本の間にいかなるつながりを生み出しているのかについて、駿河湾と宜蘭県のサクラエビ・シラスに着目しながら調べています。

山本 達也 教授 YAMAMOTO Tatsuya, Ph.D.

(1) 主な担当授業科目(専門科目):現代文化論Ⅰ・Ⅱ(講義科目)、文化人類学基礎演習など。講義では南アジアに暮らすチベット難民の若者たちに特に焦点を当てつつ、ポピュラーカルチャーが人々の生活に対してもつ意味を考えます。2年生向けの演習では、ポピュラー音楽を扱った文化人類学の著作を読み解くことで、現代文化に文化人類学がどう関わっていくかを学びます。3年生向けの演習では、ポピュラーカルチャーに焦点を当てた様々な論文を読んでいきます。
(2) 研究内容:インドやネパールを主なフィールドとし、そこで暮らすチベット難民の文化や社会構築に関して研究しています。特に若者たちによるポピュラー音楽の制作や消費、それに起因するホスト社会との交流を研究しています。2014年からはインドにおける法秩序の文化人類学的研究にも取り組んでいます。

彭 宇潔  准教授 PENG Yujie, Ph.D.

(1) 主な担当授業科目(専門科目):人間環境論Ⅰ・Ⅱ(講義科目)、社会調査入門(講義科目)など。人間環境論Ⅰ・Ⅱは「知識」と「身体」に焦点を当てて、人間と環境の関係について考えます。授業ではアフリカの事例を多く紹介して、生業・環境知覚・身体改造などを扱う生態人類学や文化人類学の理論と調査方法について学びます。「社会調査入門」では社会調査の基本的な手法とリテラシーを身につけていきます。
(2) 研究内容:森の中で人がどのように「共にいる」感覚をつくり出しているのか。そうした空間の雰囲気や相互行為の生成過程に関心をもち、カメルーン東南部の熱帯林を拠点に2010年からフィールド調査を行っています。身体装飾や狩猟採集、遊びと喧嘩などをアクションカメラや360度映像、GPSなどで記録し、相互行為論的に分析しています。近年は、都市部におけるプロボクサーの身体改造や集団スポーツを対象に学際的共同研究も展開中です。