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教員紹介 Faculty

長沼さやか 教授 NAGANUMA Sayaka, Ph.D.

(1) 主な担当授業科目(専門科目):地域社会論Ⅰ・Ⅱ(講義科目)、文化人類学応用演習など。講義では、さまざまな地域・社会の事例を文化人類学的なテーマで分析し、地域社会の重層性、人の営みの多様性について考えます。演習では文献講読を通して、文化人類学の理論、民族誌的記述、データ分析の方法について学びます。
(2) 研究内容:中国南部の広東省珠江デルタで20年近くフィールドワークをしてきました。そこに暮らす人びとが家族、宗教、民族といった理念をいかに読み替え、日常のなかで実践しているかについて調べています。また、近年では台湾東海岸において、海洋文化資源の利用と消費が台湾と日本の間にいかなるつながりを生み出しているのかについて、駿河湾と宜蘭県のサクラエビ・シラスに着目しながら調べています。
(3) 学問を志した理由:大学では歴史学を専攻。中国南部で船などに住み流動生活をしていた水上居民をテーマに卒業論文を書いたのですが、対象に関する文献資料が少ないことから、大学院ではフィールドワークをおこなう文化人類学の道に進みました。
(4) 心に残る教員や本との出会い:国立民族学博物館名誉教授でいらっしゃった江口一久先生です。語学に堪能で多くの言語をあやつり、不思議な魅力で誰とでも仲良くなってしまう方でした。先生のご著書『ひとつ よろしく。』(2009年、梨の木舎)は、読みやすい文章でフィールドワークの楽しさや文化人類学のおもしろさを教えてくれます。
(5) 好きな言葉:「おもしろきこともなき世をおもしろく」(高杉晋作の作と伝えられる句)。
(6) 趣味:ランニング。タブレットで映画・ドラマを視たり、漫画を読んだりしながらワインを飲むこと。
(7) これから大学生になる皆さんに一言:テレビのアンテナを増やせばチャンネルも増え、おもしろい番組を見る機会も増えます。それと同じように大学では、知識・好奇心・想像力・発想力といったたくさんのアンテナを手に入れ、さまざまな物事に接してほしいと思います。毎日をおもしろくするのはあなた自身です。
その他、長沼先生のプロフィールや研究業績については、こちらのページをご覧ください。

『静岡時代』57号(2020年)「特集・私たちはなんで友達になるんだろう?」(1限目:長沼さやか先生)が下記画像クリックで見られます。