本専攻は、哲学・文化人類学・歴史学・考古学・文学・言語学などの人文学の学問を現代的課題に適応させるべく組み替えた、歴史・文化論および言語文化論という2つのコースから形成されています。さらに、歴史・文化論コースは7つの研究指導分野、言語文化論コースは6つの研究指導分野に分かれています。各研究指導分野では徹底した少人数指導を通じて、高度で専門的な分析能力を養う教育を行っています。同時に、学問的な手続きは人文学で共通しているため、各研究指導分野および2つのコースをまたいで学ぶことで、現代社会を広く捉える視野と応用的な能力を育成します。
歴史・文化論コースでは、過去から現在に至るそれぞれの時点において、日本や世界の人々が自身および自らが接する社会・文化をどのように認識したのか、そしてそうした認識に基づいて各地で生まれた人間・社会・文化の多様なあり方とはどのようなものであったのか、といった問題を、哲学・宗教学・文学・文化人類学・歴史学・考古学などの視点から考えます。またこれらの問題に関する研究を通して、日本や世界が抱える課題を見つけ出し、その未来を展望できる創造的な人材の育成を目指しています。リカレント教育を志望する社会人や、海外からの留学生も積極的に受け容れています。
■研究指導分野
以下の7つから構成されています。受験の際にはこの中から選択してください。
- 倫理・宗教・芸術・文化
- 文化人類学
- 歴史人類学
- 日本史学
- 東洋史学
- 西洋史学
- 考古学
言語文化論コースでは、世界の多用な文化圏への理解を基礎に据え、各地域の特性を重視しつつ、言語の構造的な解明と記述、文学の創造・受容・翻訳の研究、諸文化ジャンルの比較研究に携わっており、これらを土台にして、グローバル化している現代世界に相応しい豊かな国際性と異文化理解、その支えとなる日本語言語文化を修得した人材の養成を目指しています。
この方針に基づき、博士課程への進学・社会人の再学習・教育職の再研修などに対応すると共に、留学生を積極的に受け容れ、自国と日本の架け橋となる人材を育成していきます。
研究指導分野
以下の6つから構成されています。受験の際にはこの中から選択してください。
- 日本言語文化論
- アジア言語文化論
- 英米言語文化論
- ヨーロッパ言語文化論
- 言語学
- 比較文学文化
お知らせ
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2025.06.09
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