院生の学び<比較>

【院生の1週間:歴史・文化論コース1年生の前期履修例】
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1・2限 東アジア地域社会論 歴史・文化論
3・4限 歴史・文化論研究法
5・6限 近現代中国の社会と文化
7・8限
9・10限 多文化社会論
11・12限 中世ヨーロッパの文化と社会

*平日の授業がない時間は、共同研究室などで授業の予習やレジュメ作りをしたり、自分の研究に関する文献を探したり読んだりしています。また教員志望なので採用試験の準備もしています。
*土日は、月1回の地歴教員養成講座に参加するほか、授業関連の課題をこなすこともあります。また、アルバイトも週末に入れています。ただし、ゼミ報告の前でなければ、友人と遊んだり美術館に行ったりして、研究にあてる時間とのメリハリをつけています。
*全部で30単位が必要になりますが、学部に比べて授業が少ないため、1日休みの日を作り、自分の研究調査にあてることができます。

【2年間の過ごし方:歴史・文化論コースの例】
1年前期 講義や演習を多く履修していたため、予習に多くの時間を割きました。その合間に卒業論文を見直すとともに、修士課程での課題を整理しました。また公務員試験の準備も始めました。
1年夏休み 先行研究の整理や基礎資料の収集を進めつつ、インターンや指導教員が実施する調査に参加しました。
1年後期 講義や演習の課題をこなしながら、専門誌に投稿する論文の執筆作業をおこないました。この作業により、修士論文の方向性が明確になりました。
1年春休み 公務員試験の勉強や、調査の準備をすすめました。本格的に就活が始まる前に、長い時間を確保できる2月、3月は大事です。
2年前期 6月、7月に実施される公務員試験の対策をしました。準備は早めにしておくと楽になります。大学の就職支援室を計画的に利用することもポイントです。また、修士論文の問題点を整理し、夏休み以降の作業計画をたてました。
2年夏休み 1年次に続き指導教員の調査に参加する一方で、学外の研究機関へ行き、大学で入手できない資料の調査をしました。
2年後期 資料調査を継続しながら、修士論文を書き上げ、1月20日に提出しました。2月上旬に口頭試問を受け、無事に修了しました。11月25日に論文題目を提出するので、それまでに骨格を固める必要があります。
【研究環境】
  • 本専攻の院生用の研究室があり、デスクおよびシンクライアント、コピー機などが備えられています。また、各分野の共同研究室は多くの専門文献を所蔵しており、閲覧が可能です。
  • 指導教員、副指導教員がつき、多様な視点で研究に対する助言を受けることができます。
【修了生の声】

私は2018年度に修了した後、社会学の博士課程に進学しました。社会の基盤としての言葉の研究を少しずつ進めながら、本学で学んだ言葉の歴史性とそれを形作ってきた思考の積みかさねの重みに感じ入る日々です。修士課程時代は、好奇心の赴くままに様々な研究会を訪ねましたが、それも本学という堅実な拠点あってこその挑戦でした。新たに得た知見を咀嚼し、吟味し、自分の言葉として再構成するにあたり、本学に蓄積された誠実な研究に基づく指導を受けることができたのは大きな財産です。博士課程の面接試験で頂戴した「静大ならきちんと学べたでしょう」の一言は今日に至る私の拠り所です。誇れる母校の知恵の積み重ねを、皆様が味わい、糧として下されば幸いです。

比較地域文化専攻2018年度修了 酒井美優さん

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