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学生の声 Students' Voices

「色んなことがやれて面白いかも」

「色んなことがやれて面白いかも」。これが、コース決定の際、私が文人コース(=文化人類学コース)を選んだ理由です。正直、文化人類学への関心はそこまで高くはなく、これは完全に直感でした。この直感が当たっていたと感じることができたのは、3年次に静岡県御前崎市で1週間のフィールドワーク調査を行った時です。この時、私の班は「子どもたちを守るための地域防災」というテーマで調査に取り組み、保育園や小学校の教職員の方々、保護者や地域住民の方々など、10人以上の方々にインタビューを行いました。

最初は質問を考えたり、インタビューに応じてくださる方を見つけたりすることが難しく、行き詰まりそうになったこともありました。しかし、試行錯誤を繰り返しながら、インタビューを進めるなかで、ひとつの結論にたどりつくことができました。それは、小学校や保育園の先生方が口々におっしゃっていた「子どもとの信頼関係が大切」ということです。こうした考えは、ある意味では当たり前のように思えますが、インタビューをするまで私は気づくことが出来ませんでした。このとき私は、フィールドワークをしないと分からないことがあるということを、身をもって感じることができました。

現在私は、「<坊主頭>にみる日本の高校野球文化」というテーマで卒業研究に取り組んでいます。これまでずっと野球をやってきたので、大好きな野球で卒論が書けたら楽しそうだな、と考えていたのですが、当初は、こんなテーマで卒業研究に取り組んでよいのか不安にも感じてもいました。しかし先生方は、私がこのテーマで卒業研究に取り組むことを応援してくれました。私だけでなく多くの同級生が、一見「これが卒論!?」と思わせるようなテーマで研究に取り組んでおり、好きなことを好きなだけ研究できるという自由な雰囲気が文人コースにはあります。「自分が何に興味があるのか、まだはっきりしない……」という人は、ぜひ文人コースに来てみてください。様々な分野に興味のアンテナが広がるこのコースなら、きっと自分のやりたいことが見つかりますよ!

(丹羽 佑太・2010年入学)