よくある質問

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哲学・倫理学について

哲学・倫理学とはどのような学問ですか?

哲学・倫理学は、「物事を根本から考える」あるいは「わたしたちが自明視している前提を問い直す」ことを特徴としています。たとえば私たちは、自分の外の世界が実在することや困ってもいないのに他人から物を盗むのが絶対に不正であることを自明のものとして受け入れています。これらの前提は、わたしたちの行動や社会的な生活を支えているという点で、きわめて重要なものです。しかし、これらの前提は、本当に確固としたものでしょうか。私たちの見ている世界がすべて幻である可能性や、窃盗の禁止が特定の地域・時代に作られた一つの約束に過ぎない可能性は考えられないでしょうか。実際これまでの哲学者・倫理学者の中には、こうした考えを展開してきた人がいました。このように哲学・倫理学は、私たちが暗黙のうちに受け入れている前提を問うことで、人間とは何かを探求するのです。

必要とされる能力はありますか?

安易に物事を自明なこととして受け入れず、論理的かつ粘り強く探求することを可能にする関心と思考力です。外の世界の存在、心と身体の関係、意志の自由…私たちが自明視し、それゆえ問われることのない難問は山のようにあります。

お勧めの入門書はありますか?

あります。「お勧め図書」のページにまとめましたので、参考にして下さい。

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コースの教育について

哲学・倫理学分野の魅力は何ですか?

決まった対象、決まった方法があるわけではないので、その点で自由に学ぶことができます。そうした自由は、分野の雰囲気や人間関係にも現れています。しかしこの自由は、無批判には何ものをも受け入れないという哲学的態度も意味します。それゆえ哲学・倫理学では、他コース以上に自ら主体的に学んでいく姿勢が求められます。

分野の先生はどのようなことを研究しているのですか?

スタッフの紹介」を参照して下さい。また、社会学科のコース選択の参考にしたいということであれば、ぜひ人間学概論を受けて下さい。コース教員全員がそれぞれ専門とするトピックを講義します。

1年生のうちにどのような準備をすればよいですか?

まずは、1年生向けの科目である人間学概論および哲学概論をしっかりと受講して下さい。その上で、概論で紹介された文献、さらには「お勧め図書」のページにも目を通して下さい。

分野学生が自由に使える部屋・PCはありますか?

分野学生が使える部屋は二つあります。人文社会科学部1階の共同研究室には、PC1台、シンクライアント2台、プリンタ2台が設置されています。また、学生用のロッカー、冷蔵庫、電子レンジがあります。資料室には、PC1台、シンクライアント1台、プリンタ1台が設置されています。なお、いずれの部屋にも哲学・倫理学関連の図書があり、分野学生は借りることができます。

人間学コースではどのような資格が取れるのですか?

他コース学生と同様、哲学・倫理学分野が含まれる人間学コース学生は、必要な単位を取得することにより、中学校一種免許(社会)・高校一種免許(公民・地理歴史)、学芸員、社会調査士などの資格を取得することができます。

フィールドワークはありますか?

哲学・倫理学分野にはFWの授業はありませんが、合宿を含んだ実習形式の「哲学・倫理学実習」があります。この実習において、受講者はグループに分かれ、決められたテーマに取り組みます。取り組みの成果は、9月のコース合宿において共有されるとともに、12月に開催される学生研究発表会において発表されます。

ゼミはどのような仕方で決まるのでしょうか?

3年生の9月はじめに「意向調査」を提出してもらい、それにもとづきコース教員全員と面談をします。(面談は9月に開催される卒業論文中間発表会の日に行います。)関心のあることを基準にゼミを決定します。

卒業論文の執筆はどのように進めるのでしょうか?

哲学・倫理学分野では、3年生後期からの研究演習IIでゼミに分かれます。この中で各自の興味関心にもとづいて卒論のテーマを明確にしていきます。4年生前期では、教員の指導のもと、9月の中間発表会を目標に、卒論のテーマ・章立てを決めていきます。そして4年後期の卒業演習IIでは、中間発表会における議論も踏まえ、1月の提出を目指して執筆をします。

どのような卒業論文が執筆されているのでしょうか?

卒業論文のタイトルについては、「卒業論文題目」を参照して下さい。また、実際に書かれたものは共同研究室にあり、コース学生は自由に読むことができます。(1年生で読みたい方は、コース教員に相談をしてください。)

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就職・進学について

どのようなところに就職しているのですか?

公務員および民間企業両方に就職しています。この点に関しては、社会学科の他コースと同様です。近年の進路状況については、「所属学生数・進路」を参照して下さい。

どのような大学院へ進学しているのですか?

名古屋大学、東京大学、神戸大学、東北大学などの大学院へ進んでいます。研究者になっている卒業生も多く、静岡大学哲学会はそうした人たちを中心に作られました。

静岡大学の大学院で研究を続けることはできますか?

できます。人間学のスタッフは、静岡大学大学院人文社会科学研究科に設置されている二つの専攻に分かれて所属しています。どのスタッフの元で学ぶのかに応じて、専攻を選ぶことになります。

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