静岡大学 人文社会科学部 社会学科 人間学コース 文化人類学分野のウェブサイトです
文化人類学@静岡大学Cultural Anthropology at Shizuoka University |
学生の声 Students' Voices
「コース選択に悩んでいるあなたに」
社会学科では2年に上がる前にコース選択がありますが、もう既に決まっていると思っていた学生でもこの時には結構悩むものです。ここではそんな方々のため、文人コースを選んだら多分いいであろう人の特徴について書きたいと思います。もし自分が以下の特徴に何となく当てはまると思った人がいれば、文化人類学コースをお勧めします。
① 好きな単語: 新鮮、自由、多様
このコースの学生たちが一番怖いと思っているであろう質問を一つ紹介します。
「文化人類学って、何を学ぶ学問なんですか?」
フィールドワークの時、先生から答えを用意しておくようにと言われた質問でもあります。
その理由ですが、このコースで学ぶ人類学、研究対象の制限が(ほとんど)ありません。観光人類学、歴史人類学、資源人類学、医療人類学などなど。色んな人類学があります。もしその中に欲しいものがなければ、自分で「人類学」の前に好きな単語を加えて一つ作っても構いません。よっぽどの単語を選ばない限りは多分それっぽく聞こえますから。それくらい人類学では、あらゆる対象を視野に入れることができます。
② 憧れるもの:トレジャーハンター
本当に遺跡を発掘して宝を手に入れたいのでしたら考古学者になってください。文化人類学にはそれとはちょっと違う宝があります。
人類学の論文の中には、人間ひとりのライフヒストリーや主観的な語りをテーマにしたものもあります。それが成り立つのは、人類学ではそういう個人の主観的な語りさえも学問的な価値のあるものとして捉えているからです。
そのため人類学では、たとえ普通の学生であっても、自分だけの宝を見つけることができます。文化人類学コースでも行っているフィールドワークでは色々な人に出会えますが、そのひとりひとりが、他の人類学者は誰も見たことのない自分だけの宝になり得ます。そしてそれを報告書とか論文にまとめると、あなたが第一発見者になるのです。
③ 勉強するとき一番重視するもの:楽しさ
概論を聞いているはずなので既にわかっていると思いますが、文化人類学コースの勉強はともかく面白いです。話術に長けた教授たちによる授業も去ることながら、内容にもストーリーがあります。また、決まっている目標に向かうだけの勉強ではなく、常に自分の頭で考える必要があるので退屈もしません。
他のコースが本命である方もいらっしゃると思います。ですが別に他コースからといって文化人類学の科目を受講できないことはないので、少しでも興味が沸いたのならぜひ聞いてみてください。自分の専攻学問に、そして人生に役立つ知識がきっと見つかるはずですから。