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学生の声 Students' Voices

「文化人類学コースで出会った人々、仲間」

 文化人類学とは、人間の生活や営みについてインタビューや参与観察という手法を用いて、経験的かつ実践的に考察する学問です。私は文化人類学コースで学ぶ中で、多くの人との出会いがありました。

 まず、3年次の現地実習でフィールドワークをした際の出会いです。私たちは静岡県静岡市由比地区入山を調査対象とし、そこで私は地域住民が行うおすそわけについての調査をしました。そこでは、家の畑を見させていただいたり山菜の調理法を教えていただいたりと、すべてインフォーマントさんのご厚意があって調査を進めることができました。加えて、お話を聞いたときにお弁当を頂いたりみかんやびわのおすそわけをしてもらったりもして、様々な面で地元の人たちの優しさに触れ、温かい気持ちになりました。

 次に、4年次の卒業論文の作成にあたってのフィールドワークでの出会いです。私は地元茨城県の結城市にあるコワーキングスペースを対象に調査を行いました。3年次の実習と大きく異なるのはすべて1人で行うということです。ただ、フィールドワーク実習で電話でのアポイントの取り方や聞き取り調査の仕方は学んでいたので、自信を持って臨むことができました。そこで出会った人たちには、自分の大学生活のことを気にかけてくださったり卒論を応援してくださったりして、「この方々の何か一つでも為になるものが書きたい」と卒論を書くモチベーションになっていました。特にそこで毎秋に行なわているイベントには今回は調査として参加しましたが、今後はお客さんとして遊びに行きたいと思っています。

 最後に、文化人類学コースの仲間たちとの出会いです。演習ではときに議論をしたり意見を深めあったり、フィールドワーク実習では5日間泊まり込みで調査をして、寝食をともにしました。特にフィールドワークでは、普段授業を受けているときには分からないその人の面白さや意外な一面を知ることができ、これは文化人類学コースならではのことだと思います。また、3年次の冬には社会学科のコース毎に発表をする学生研究発表会に参加しました。発表自体は3人で行いましたが、準備をするにあたっては同期の仲間が一緒に考え、悩み、発表をより良くするために一緒に頑張ってきました。そして、無事に発表賞を頂くことができました。全員でトロフィーを持って写真を撮ることができたのは、すごく良い思い出です!

 文化人類学コースの授業では、地域の方々や文化人類学コースに所属する他学年との交流も深められます。多くの人との出会いを通して、自分の世界を広げることができるのが文化人類学コースの大きな魅力だと思います。

(介川 春佳・2015年入学)