ハエン大学は街の中心に大学があり工学部の一部がスペイン有数の美しさで知られ、世界遺産バエサに隣接するリナーレスにありますが、ほぼ全ての学部が一か所に集中しています。キャンパスの入口にある近代的な建物内の現代高等言語センターにて静大との協定に向けて具体的な協議を進めました。
現代高等言語センター長で全学部長の人文教育科学部英語学科教員 アントニオ・ブエノ・ゴンザレス博士
現代高等言語副センター長で人文教育科学部英語学科教員 アレハンドロ・アルカラス・シンテス博士
現代高等言語センター・コーディネーター ホアキン・クルス教員
現代高等言語センタースペイン語コース責任者 イサベル・サンチェス・ロペス博士
ご臨席の下、比較の大原先生から静岡県、静岡の文化と歴史そして静岡大学の教育について紹介しました。
スペインで静岡は無名なので、スズキ、ヤマハ、タミヤ、緑茶、ツナ缶、反射炉、富士山が所在し、徳川家康や徳川慶喜ゆかりの地であること、キャプテン翼や浮世絵の舞台であることを紹介すると、夜まで「なんて興味深い県なんだ」と話が盛り上がりました。技術と歴史文化の街でもあること、そして温泉への関心も高かったです。
留学で一番怖いのは外国で孤立してしまうことです。そちらについてはハエン大学のケアは手厚く、まず現代高等言語センターのイサベル先生が全ての相談に乗って下さいます。そてBuddy programという学生のチューターが一人一人について、生活全般についてつきっきりでサポートしてくれます。そのまま友達になってしまうことがほとんどだそうです。また関心のある領域の先生がチューターについて、研究、科目履修について指導してくれます。静岡から比較の花方先生のスカイプで質疑応答に参加されました。
宿舎については、寮、ホームステイ、ルームシェアなどそれぞれの希望に応じて対応してくれます。マドリッドと比べて随分安く、自然の中でのアクティビティが多いのも静大生にはうれしいです。
ハエン大学は行き届いた留学生へのケアからEUの最優秀10大学の評価を受けています。
研究プロジェクトや研修についても5人以上の参加から対応してくれるので教員にもありがたいです。
現代高等言語センターの外国人向けのスペイン語コースの授業も見せて頂きました。他のスペインの大学はEU以外からの留学生については高額の授業料を要求されるのですが、静大の日本語教育の話をすると、静大が手厚いのであればこちらも同等の対応をするということで、静大生については無料もしくは一か月100ユーロ程度で受講できます。教員のレベルも高く、スペイン語のアジア人に向けての外国語教育についての学位で優秀賞をとっているハエン大学出身者が講義するなど、教員の資格についてかなり厳しい基準を設けており、しっかりした授業をされてました。
ハエン大学の図書館長セバスティアン・ハリージョ氏に、所蔵されている貴重なピカソ、ミロ、ダリやフランコ期の検閲を潜り抜けた貴重な文学資料をふんだんに見せて頂きました。文学研究を進めたい学生にお勧めです。「幾千もの論文用の資料がある」とのことですよ。
昼食会前にセバスティアン・ブルーケ・カマラ副学長と国際交流センター長フアン・ラエス・パディージャ博士と細かい書類の調整について協議しました。大きな日本の国旗を準備して下さっていて感動しました。
今回の交流により、日本や静岡大への関心が高まってくれると嬉しいです。
ハエンは「タパスの都」と呼ばれていますが、1.25ユーロのビール一杯で美味しいタパスが一つはついてきます。そのタパスを食べてしまうとどんどん別のタパスを持ってきてくれビール一杯で4つのタパスをもらったことも。気前がいいので出歩くのがより楽しくなる街です。







