投稿者: hibun

2016年度ゼミ始動!

2016年度の課題研究が始まりました!卒論の今後の進捗に期待です!!  比較文学文化内で他のゼミとの合同飲み会も予定しています。企画は大歓迎なので、気軽に声をかけて下さい。
2016年5月3日
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2016年アルカラ大学春期研修

静大生のアルカラ大学研修、今春は教員も見学に行きました。アルカリングアではなく経済学部に場所を借りての語学研修です。

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到着したばかりだというのに、成績優秀でこちらまで先生にお褒め頂けるような学生や慣れない初めてのスペインでの生活を前向きに楽しむなど、静大生は例年頼もしい限りです。

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長期留学の学生も専門の授業でも単位互換までできたり、先生方の記憶に残る優秀な学生もいたりで、色々お話を伺うことができて有意義でした。

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2016年度

【研究会】

第30回例会(2016年6月23日)

中村ともえ「谷崎潤一郎の源氏物語訳をめぐって」

2015年ハエン大学(スペイン・アンダルシア地方)との交流

ハエン大学は街の中心に大学があり工学部の一部がスペイン有数の美しさで知られ、世界遺産バエサに隣接するリナーレスにありますが、ほぼ全ての学部が一か所に集中しています。キャンパスの入口にある近代的な建物内の現代高等言語センターにて静大との協定に向けて具体的な協議を進めました。

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現代高等言語センター長で全学部長の人文教育科学部英語学科教員 アントニオ・ブエノ・ゴンザレス博士
現代高等言語副センター長で人文教育科学部英語学科教員 アレハンドロ・アルカラス・シンテス博士
現代高等言語センター・コーディネーター ホアキン・クルス教員
現代高等言語センタースペイン語コース責任者 イサベル・サンチェス・ロペス博士
ご臨席の下、比較の大原先生から静岡県、静岡の文化と歴史そして静岡大学の教育について紹介しました。

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スペインで静岡は無名なので、スズキ、ヤマハ、タミヤ、緑茶、ツナ缶、反射炉、富士山が所在し、徳川家康や徳川慶喜ゆかりの地であること、キャプテン翼や浮世絵の舞台であることを紹介すると、夜まで「なんて興味深い県なんだ」と話が盛り上がりました。技術と歴史文化の街でもあること、そして温泉への関心も高かったです。

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留学で一番怖いのは外国で孤立してしまうことです。そちらについてはハエン大学のケアは手厚く、まず現代高等言語センターのイサベル先生が全ての相談に乗って下さいます。そてBuddy programという学生のチューターが一人一人について、生活全般についてつきっきりでサポートしてくれます。そのまま友達になってしまうことがほとんどだそうです。また関心のある領域の先生がチューターについて、研究、科目履修について指導してくれます。静岡から比較の花方先生のスカイプで質疑応答に参加されました。

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宿舎については、寮、ホームステイ、ルームシェアなどそれぞれの希望に応じて対応してくれます。マドリッドと比べて随分安く、自然の中でのアクティビティが多いのも静大生にはうれしいです。

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ハエン大学は行き届いた留学生へのケアからEUの最優秀10大学の評価を受けています。

研究プロジェクトや研修についても5人以上の参加から対応してくれるので教員にもありがたいです。

現代高等言語センターの外国人向けのスペイン語コースの授業も見せて頂きました。他のスペインの大学はEU以外からの留学生については高額の授業料を要求されるのですが、静大の日本語教育の話をすると、静大が手厚いのであればこちらも同等の対応をするということで、静大生については無料もしくは一か月100ユーロ程度で受講できます。教員のレベルも高く、スペイン語のアジア人に向けての外国語教育についての学位で優秀賞をとっているハエン大学出身者が講義するなど、教員の資格についてかなり厳しい基準を設けており、しっかりした授業をされてました。

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ハエン大学の図書館長セバスティアン・ハリージョ氏に、所蔵されている貴重なピカソ、ミロ、ダリやフランコ期の検閲を潜り抜けた貴重な文学資料をふんだんに見せて頂きました。文学研究を進めたい学生にお勧めです。「幾千もの論文用の資料がある」とのことですよ。

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昼食会前にセバスティアン・ブルーケ・カマラ副学長と国際交流センター長フアン・ラエス・パディージャ博士と細かい書類の調整について協議しました。大きな日本の国旗を準備して下さっていて感動しました。

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今回の交流により、日本や静岡大への関心が高まってくれると嬉しいです。

ハエンは「タパスの都」と呼ばれていますが、1.25ユーロのビール一杯で美味しいタパスが一つはついてきます。そのタパスを食べてしまうとどんどん別のタパスを持ってきてくれビール一杯で4つのタパスをもらったことも。気前がいいので出歩くのがより楽しくなる街です。

2015-2016年マドリッド資料収集事情

外国関連の研究を進めていくには現地に赴く必要があります。研究者の層、文献資料の数が日本とは比較にならないからです。勿論現地語が話せることが大前提となってきます。留学は学部のうちにできるだけ経験しておきましょう。大学は機会と情報を提供するだけで、あとは本人次第で留学の成果が変わってきます。自発的に動かなければ何も始まりません。以下はスペインの首都マドリッドの主な資料館とその利用方法についての情報提供です。

スペインでは必ず身分を保証してくれる人(大学の常勤研究者。マドリッドだとマドリッドの大学の教員による受け入れが話が早いです)selloとfotoが必要です。日本から証明写真とパスポートのカラーコピーを複数準備しておくと安心です。

日本から自分の専門に近い大学の先生に連絡をとって(自分の所属、専門、予定している研究活動)、受け入れを確認しましょう。

国立図書館 Biblioteca Nacional (Paseo de Recoletos 20-22 近郊線レコレトス下車すぐ)
必要書類
① パスポート ② 招聘教員によるautorización ③ 住所証明
意外にも証明写真はいらず、その場で撮影してくれます。他に必要なのが日本での住所証明。学生証、保険証、運転免許証を提示して日本大使館から領事レターを出してもらう形で認めてもらえます。
館内でも所蔵文献を検索できますが、パスワード入力が面倒だったり動作が遅かったりするので事前に”signarutra”と文献名、著者名を調べてメモをしておくといいでしょう。http://catalogo.bne.es/uhtbin/webcat

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国立図書館はアルカラ・デ・エナーレスへ18世紀以降の文献が移転しました。同じ入館カードで利用できますが、平日9-14時しか開いていません。
Sede Alcalá de Henares (Ctra. De Alcalá de Henares a Meco, k, 1600)

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アルカラの中心から12番のバスが直行します。2番のバスも徒歩圏に停車します。
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多くのうさぎやロバもいるかわいい環境の中にあります。
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Biblioteca Hispánica
中南米で刊行された文献がバランスよく所蔵されてます。
必要書類
① パスポート ② 招聘教員によるautorización ③ 証明写真 ④ パスポートのコピー

http://cisne.sim.ucm.es/search*spi~S17 で検索できます。

地下鉄モンクロア駅から地上に出たら、タワーを目指して歩きます。

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タワーに隣接するMuseo de América(アメリカ博物館もお勧めです)の裏にあります。
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司書さんたちの手が空いていれば文献リストを作ってくれる手助けをしてくれます。きれいで使いやすい図書館です。

アルカラ大学附属図書館CRAI アルカラ大学の図書はここに全て集められています。セルバンテス広場に面しています。365日24時間誰でも入れます。図書を借りたい場合はカードを作らなければなりません。必要なものは① パスポート ② アルカラ大学所属の常勤の招聘教員による図書館利用のautorización ③ 証明写真
2日ほどかかります。検索用パソコンの数に限りがあるので、事前にsignatura等を控えておくとスムーズです。蔵書検索 http://biblio.uah.es/uhtbin/cgisirsi/?ps=1ishrMSXwM/C-EXPERIM/310840064/60/118/X
CRAI

 

コンプルテンセ大学附属図書館
① コンプルテンセ大学所属常勤の受け入れ教員の図書館利用のautorización ② パスポート。写真はいりませんが、スペインでの自分の住所と電話番号を明記できるように準備しておきましょう。蔵書検索 http://biblioteca.ucm.es/
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2015年度 考える森の朗読会~言葉の森に迷う動物たち~:スペイン語朗読劇

平成27年10月30日(金)16時開場、16時30分開演、静岡大学静岡キャンパス大学会館三階ホールにて、「〈考える森〉の朗読会-言葉の森に迷う動物たち-」が開催されます。「動物」をテーマに、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語による文学作品の趣向を凝らした朗読劇が披露されます。

比較の教員が関わっているスペイン語朗読劇は、世界中で愛読され続けているノーベル文学賞のフアン・ラモン・ヒメネスの『プラテーロとわたし』を読みます。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、『プラテーロ』の舞台モゲルにあるラモン・ヒメネス博物館はスペインで最も成功した博物館として多くの人が殺到しており、プラテーロ・パスポートによるプラテーロ巡りもプラテーロ年である2014年が過ぎてもまだなお人気を博しています。

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『プラテーロ』の舞台がアンダルシア地方であることから、演出にはフラメンコを取り入れています。

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赤いバラが似合っています。

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演出に試行錯誤中。

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全体的に工夫が凝らされていて練習を見ていても鳥肌が立つほどの完成度の高さで、本番が期待されます。小道具や風景写真はスペインから直接持ち帰ったもの。素敵な字幕もつきます。是非、学生や市民の皆さんに見に来て頂きたいです。

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2015年9月21日 フラメンコ・カルテット

カニサレスといえば、アントニオ・ガデスと組んでフュージョンや映画に取り組んだフラメンコの改革者・巨匠パコ・デ・ルシアの弟子であり、カーネギーホールやベルリンフィルで演奏した世界最高峰のフラメンコ・ギタリストです。奥さんが日本人だそうで、丁度日本でも静岡公演前にテレビで紹介されていて、それでカニサレスを知っていた学生さんも多かったです。https://www.youtube.com/watch?v=g07e0s3lmpg

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常葉大学からのありがたいお申し出により、カニサレスの焼津文化会館大ホールでのコンサートを4000円→2500円で観に行く機会に恵まれ、静大生席にて興味のあった学生さんたちと一緒に見に行きました。

演奏は素晴らしく、あっという間の2時間。涙ぐむ学生さんもありで、スペイン本国でもなかなかお目にかかることのできないハイレベルなものでした。聴いたばかりですが、またすぐに聴きに行きたくなりました。

これからの季節、静岡では多くの文化イベントが催されます。グランシップ、焼津文化会館、etc.、をチェックして機会を逃さないようにして下さい。

旅の比較文学文化

コミュニケーションがとれる「言語」能力は身に着けていくべきものです。世の中は自分と同じ意見の人間ばかりではありません。異なる意見の人間でも、異なる文化的社会的コンテクストに置かれた人間でも納得できるように、状況に応じて持論を説得力をもって展開するコミュニケーション能力が必要です。その前提となるのが法制度なり国際関係なり歴史なり異文化なりについての「教養」です。現代日本では教養は異様に軽視されていますが、それは教養が不要だからではなく、その欠如を何とも思わないという風潮が、昨今の問題の根底に共通して存在しています。

比較文学文化研究の目的の一つは、人類が築いてきた様々な文化を,「学際性」と「現代性」という問題意識のもとに比較・検討し,個別の学問分野に閉ざされることのない,開かれた知とバランスのよい批判的思考力を培うことです。旅や留学は,大学で学んでいく知識と、国際的なコミュニケーションやグローバル化する社会に求められる問題解決や交渉について実感させてくれます。

大学生活が経済的にギリギリであったり、また外国に興味が湧かない学生もいるでしょう。ただもし、外国の文化に関心があり、チャンスに恵まれたら、学生時代という時間と体力と柔軟性のあるうちに海外に出るのもいいでしょう。短期間の旅であっても、グローバル化社会において必ず関わる外国の文化を知り、日本について改めて見つめなおすいい機会になります。

静大では就職に関して「磨くのは英語だけでよく、他の外国語は不要。掃いて捨てるほどの外国語大学が日本にあるのだから、英語圏に留学すること」と指導されることもあるようですが、それは理解の欠如です。商社や建築、農業といった分野で、広大な海外に派遣され、その日から現地語を用いて仕事をしなければならくなった、という卒業生の話を度々聞きます。また、海外に出張すると、「日本人は言語があまりにできない」と日本人だけで固まっているジェスチャーと共にどこの国に行っても言われます。英語で最低限のコミュニケーションがとれても、オフでの立ち話、一緒にする食事などの会話は現地語で交わされ、そこでぐっと信頼関係が深まり、孤立も緩和されるでしょう。どの学部学科の所属していても、文系の技術である語学+専門知識があると強みが違います。英語圏そしてそれ以外の様々な国にも目を向けて下さい。知識に加え、実体験が伴うと発想の幅が広がります。

以下は比較文学文化コースの花方先生のご意見の抜粋です。

「静大だけに限らないのだが、日本ではなぜか「グローバル化=英語」という思い込みが一人歩きしていて、英語さえできれば他の外国語は不要という極論が振り回されがちだ。これは日本人の多くが持つ英語コンプレックスの裏返しではないかと思われるが、実際に外国に出、外国人と接する者ならばすぐにその誤りに気づくだろう。「グローバル化」の現在、国際的な場においては自国語と英語に加えてもう一つの言語が求められることが多くなっているのだ。英語さえできればという考えがアメリカにおいてももはや有効ではないのは、『イングロリアス・バスターズ』や『ラッシュアワー3』といったハリウッド映画においてすら、「英語しか分からない」アメリカ人が風刺の対象となっていることからも明らかだ。もちろん日本人学生の場合、英語は様々なメディアにアクセスする上で必要不可欠な第1外国語だが、日本語が日本以外ではほぼ用いられていない以上、英語圏以外の出身者と会話をする時には、もう一つ使える言語があるとないとで便利さがまるで違ってくる」

人文社会科学部は英語教育に力を入れる一方、英語以外の初修外国語も必修です。文化と言えば、国や地域の名称と結びつけられることが多いのですが、人もモノも地球規模で移動する世界にあって、文化だけが国や地域のなかにおさまっているはずがありません。様々な国々が対象である比較文学文化で学び、旅でフィールドワークをしてみて下さい。

ただ、日本の外に出るにあたっては防備が必要です。以下は、ガイドブック+αの準備についてまとめました。

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事前に気温や注意事項といった情報収集をしっかりし、日本から現地の滞在先・訪問先へのルートをしっかり把握する。

書類
* クレジットカード紛失時の現地からの連絡先
* 旅行会社の現地での連絡先と営業時間と休業日
* 日本大使館の所在地
* 宿泊先や訪問先の住所・地図
* パスポートのカラーコピー
* 証明写真
* 旅程全体のプラン(日程・行程)
* 保険会社の提携病院の住所と地図(提携病院が近くにある保険だとお金がなくても安心です)

→これらのコピーを数部準備し、荷物内に分散させる。

持ち物

* 使い慣れないものは持って行かない。特に旅行用となっているものを準備するよりは、物干しなど普通に売られているものが便利です。

* ポンチョや超軽量折り畳み傘など雨具。
* 洗濯石鹸が一個あるとずっと使えて安上がりです。
* トイレットペーパーを1ロール入れておくと、邪魔になるかもしれませんが、助 かる時にはこの上なしです。
* 大抵のものは現地で揃いますが、ボディタオルや爪切りは日本のものがいいでしょう。

* 洋服は伸縮性の高い風呂敷に包むと寒い時の防寒対策にもなります。

* 液体、リチウム電池の予備のバッテリーの所持に注意して下さい。

* 空港で契約した、もしくは海外のフリーのwifi等でカード情報流出が問題になっています。データ管理に注意して下さい。

* ガイドブックが一冊あると便利です。

* 訪問先の国、美術館などを事前に予習をしておくと後悔が少なくて済みます。

 

外国は、治安が日本と比較にならないほど悪いです。「盗まれる方が悪い、騙される方が悪い」という感覚を持っておきましょう。親切な人や気さくな人は、ありがたい存在ですが、まず疑いをもってかかりましょう。テーブルの上や椅子の上に持ち物を置かず、必ず手に持っておきましょう。荷物はできるだけ少ない方がいいです。

気が進まない時、調子が優れない時は潔く諦めて予定を変え、できる範囲のことをするか休みましょう。

海外では一か月が日本の数年分に匹敵するほどの密度の濃い体験をするでしょう。いい思いもすれば嫌な目にも沢山遭います。浮かれたり、逆に嫌な思いに囚われ過ぎないよう、冷静さを保つことを心掛けて下さい。

スペイン留学情報

個人の留学

マドリッド・コンプルテンセ大学附属語学学校(短期・長期) …静岡大学人文社会科学部の協定校で、長期留学について2名までは学部の授業を無償で履修することができます。短期留学も様々なプログラムがあります。日本人のほとんどいないやりがいのあるコースです。

https://www.ucm.es/ccee/cursos-presenciales-2014-2015

マドリッド・アルカラ大学附属語学学校Alcalingua(短期・長期)…静岡大学人文社会科学部の協定校で、長期単位互換留学、特に夏期短期留学には静大から既に多くの学生が参加しています。千葉大、津田塾大、学習院大学、北海道大学など他大学との合同プログラムなので、交流の輪を広げるよい機会にもなります。

http://www.ainessa.com/study/madrid/alcalingua.htm#.VSSE8tGJipo

現在比較文学文化で協定を準備しているアンダルシアのハエン大学は、まだ日本人留学生がおらず、やりがいがあります。頼れる先生方もいます。

http://www10.ujaen.es/conocenos/centros/cealm/estudiantes_erasmus

サラゴサ大学、マラガ大学は非常に安い授業料で、大学附属語学研修を行っています。

サラゴサ大学

https://cursosdeespanol.unizar.es/

マラガ大学

http://www.uma.es/centrointernacionaldeespanol/

メネンデス・ペラーヨ国際大学…様々な専門の授業を外国人に開講しています

http://www.uimp.es/actividades-academicas.html

ビザの取り方 (スペイン大使館領事部)

留学、 研究 査証・長期

*宿泊については最初の3か月をホームステイにすると生活に慣れるまで安心です。年末年始に滞在すると様々な行事にも参加できるかもしれません。

GEO社

もしスペインへの個人留学を考えているならGEO社を紹介します。静岡大学の学生であれば、入学先が大学でも語学学校でも全て無料で手続きして下さいます。入学許可証と宿泊証明書の取得、宅急便によるスペインからの書類の発送、スペイン大使館での留学ビザ申請のサポート(申請に係る公式書類の配布)、到着後の現地スタッフによるサポートなどを無料で利用できます。日本語での対応も可能です。スペイン到着時のピックアップサービス(実費負担)も手配可能です。

スパニッシュ・コミュニケーションズ

スペインのみならず中南米の留学をサポートしてくれます。https://www.facebook.com/spacom1/timeline

* HISなどからイギリスなど他の国々への留学の資料や外国語関係のアルバイト情報も大原志麻研究室で預かっています。

2015年 セビーリャ事情

スペインと聞いてイメージするフラメンコ、闘牛、白い村、イスラーム支配による異国情緒など、それら全てが凝縮されているのがアンダルシアです。マドリッドからAVEで2時間半で着くアクセスの容易なセビーリャは、オペラ『カルメン』や『セビーリャの理髪師』の舞台として知られています。ローマ時代の属州ヒスパニア・バエティカの主要都市として、カスティーリャ地方とは対比的に、速やかにローマ化されたことを誇りとしています。現在も街の至る所からローマ遺跡が出土します。西ゴート王国の時代には一時首都となりました。西ゴート王国崩壊後は、イスラーム文化繁栄の舞台となりました。ヒラルダの塔や黄金の塔はこの時代に建造されたものです。セビーリャは現在もナスル朝アイデンティティが強いです。

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レコンキスタ終了後はアメリゴ・ベスプッチがセビーリャ港から出港することを皮切りに、新大陸との交易の中心となっていきました。ヒラルダの塔の隣にあるモスク跡に15世紀に建設されたカテドラルにはコロンブスの墓もあります。エル・エスコリアルの建築家フアン・デ・エレーラが手掛けたルネッサンス様式のインディアス古文書館には新大陸に関する資料が保管されており、コロンブス、マゼラン、コルテスの自筆文書や、トルデシージャス条約を見ることができます。史料のデジタル化が進んでいるので研究しやすいです。

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以前は非常に治安の悪かったセビーリャですが、現在は街全体が整備されていて、アルカサル、サンタ・クルス街、地元で「きのこ」と呼ばれているメトロポル・パラソル、マエストランサ闘牛場等々簡単に歩いて見てまわることができます。

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コンスティトゥシオン通りを下るとインフォメーションがあります。ここで、公共の交通機関では回りにくい白い村周遊や世界遺産ドニャーナ国立公園、国境の近いポルトガル南部巡りなどのリーズナブルな価格でのガイド付きツアーを手配してくれます。

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インフォメーションで車を手配してもらってまず、アルタミラの洞窟壁画に比肩する(といわれている)旧石器時代の壁画を見にピレタ洞窟に向かいます。当日の思い付きだと予約でいっぱいで入れないことがあるので、前日までに希望を伝えると確実です。

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サハラやセテニルといった白い村もお勧めです。ナポレオンに見つからないよう上からは見えない場所に村が作られています。Setenil de las BodegasのBodegasはローマ時代からワインの産地として知られたことから来ています。キリスト教徒がイスラーム教徒から奪回しようと7回攻めても攻略できなかったことからなまってセテニルの名がつけられています。イサベル女王がグラナダ陥落前に早産し亡くなったセバスティアン王子がこの村の守護聖人となっています。

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ナスル朝の通商の要所だったロンダは近代闘牛の創設者ロメロが生まれた街で、由緒ある闘牛場が残っています。

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有名なヌエボ橋。

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現在のロンダとは別の場所にローマ時代のロンダがあります。

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このようにインフォメーションで手配すると1日でセビーリャ、カディス、マラガ県の名所をまわることができます。

セビーリャに戻って今度はバスで20分とほど近いイタリカに行きます。こちらはハドリアヌス、トラヤヌス、テオドシウスといった皇帝が生まれたことで有名な地です。2万5000人を収容する円形劇場やモザイク、テルマエ・ロマエが残っています。
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夜はフラメンコを見たり、バル巡りでフラメンキンを食べたりして、スペイン文化を満喫して下さい。

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