2016年度の課題研究が始まりました!卒論の今後の進捗に期待です!! 比較文学文化内で他のゼミとの合同飲み会も予定しています。企画は大歓迎なので、気軽に声をかけて下さい。
2016年5月3日

カテゴリー: 比文Activity
2015年ハエン大学(スペイン・アンダルシア地方)との交流
ハエン大学は街の中心に大学があり工学部の一部がスペイン有数の美しさで知られ、世界遺産バエサに隣接するリナーレスにありますが、ほぼ全ての学部が一か所に集中しています。キャンパスの入口にある近代的な建物内の現代高等言語センターにて静大との協定に向けて具体的な協議を進めました。
現代高等言語センター長で全学部長の人文教育科学部英語学科教員 アントニオ・ブエノ・ゴンザレス博士
現代高等言語副センター長で人文教育科学部英語学科教員 アレハンドロ・アルカラス・シンテス博士
現代高等言語センター・コーディネーター ホアキン・クルス教員
現代高等言語センタースペイン語コース責任者 イサベル・サンチェス・ロペス博士
ご臨席の下、比較の大原先生から静岡県、静岡の文化と歴史そして静岡大学の教育について紹介しました。
スペインで静岡は無名なので、スズキ、ヤマハ、タミヤ、緑茶、ツナ缶、反射炉、富士山が所在し、徳川家康や徳川慶喜ゆかりの地であること、キャプテン翼や浮世絵の舞台であることを紹介すると、夜まで「なんて興味深い県なんだ」と話が盛り上がりました。技術と歴史文化の街でもあること、そして温泉への関心も高かったです。
留学で一番怖いのは外国で孤立してしまうことです。そちらについてはハエン大学のケアは手厚く、まず現代高等言語センターのイサベル先生が全ての相談に乗って下さいます。そてBuddy programという学生のチューターが一人一人について、生活全般についてつきっきりでサポートしてくれます。そのまま友達になってしまうことがほとんどだそうです。また関心のある領域の先生がチューターについて、研究、科目履修について指導してくれます。静岡から比較の花方先生のスカイプで質疑応答に参加されました。
宿舎については、寮、ホームステイ、ルームシェアなどそれぞれの希望に応じて対応してくれます。マドリッドと比べて随分安く、自然の中でのアクティビティが多いのも静大生にはうれしいです。
ハエン大学は行き届いた留学生へのケアからEUの最優秀10大学の評価を受けています。
研究プロジェクトや研修についても5人以上の参加から対応してくれるので教員にもありがたいです。
現代高等言語センターの外国人向けのスペイン語コースの授業も見せて頂きました。他のスペインの大学はEU以外からの留学生については高額の授業料を要求されるのですが、静大の日本語教育の話をすると、静大が手厚いのであればこちらも同等の対応をするということで、静大生については無料もしくは一か月100ユーロ程度で受講できます。教員のレベルも高く、スペイン語のアジア人に向けての外国語教育についての学位で優秀賞をとっているハエン大学出身者が講義するなど、教員の資格についてかなり厳しい基準を設けており、しっかりした授業をされてました。
ハエン大学の図書館長セバスティアン・ハリージョ氏に、所蔵されている貴重なピカソ、ミロ、ダリやフランコ期の検閲を潜り抜けた貴重な文学資料をふんだんに見せて頂きました。文学研究を進めたい学生にお勧めです。「幾千もの論文用の資料がある」とのことですよ。
昼食会前にセバスティアン・ブルーケ・カマラ副学長と国際交流センター長フアン・ラエス・パディージャ博士と細かい書類の調整について協議しました。大きな日本の国旗を準備して下さっていて感動しました。
今回の交流により、日本や静岡大への関心が高まってくれると嬉しいです。
ハエンは「タパスの都」と呼ばれていますが、1.25ユーロのビール一杯で美味しいタパスが一つはついてきます。そのタパスを食べてしまうとどんどん別のタパスを持ってきてくれビール一杯で4つのタパスをもらったことも。気前がいいので出歩くのがより楽しくなる街です。
2015-2016年マドリッド資料収集事情
外国関連の研究を進めていくには現地に赴く必要があります。研究者の層、文献資料の数が日本とは比較にならないからです。勿論現地語が話せることが大前提となってきます。留学は学部のうちにできるだけ経験しておきましょう。大学は機会と情報を提供するだけで、あとは本人次第で留学の成果が変わってきます。自発的に動かなければ何も始まりません。以下はスペインの首都マドリッドの主な資料館とその利用方法についての情報提供です。
スペインでは必ず身分を保証してくれる人(大学の常勤研究者。マドリッドだとマドリッドの大学の教員による受け入れが話が早いです)selloとfotoが必要です。日本から証明写真とパスポートのカラーコピーを複数準備しておくと安心です。
日本から自分の専門に近い大学の先生に連絡をとって(自分の所属、専門、予定している研究活動)、受け入れを確認しましょう。
国立図書館 Biblioteca Nacional (Paseo de Recoletos 20-22 近郊線レコレトス下車すぐ)
必要書類
① パスポート ② 招聘教員によるautorización ③ 住所証明
意外にも証明写真はいらず、その場で撮影してくれます。他に必要なのが日本での住所証明。学生証、保険証、運転免許証を提示して日本大使館から領事レターを出してもらう形で認めてもらえます。
館内でも所蔵文献を検索できますが、パスワード入力が面倒だったり動作が遅かったりするので事前に”signarutra”と文献名、著者名を調べてメモをしておくといいでしょう。http://catalogo.bne.es/uhtbin/webcat
国立図書館はアルカラ・デ・エナーレスへ18世紀以降の文献が移転しました。同じ入館カードで利用できますが、平日9-14時しか開いていません。
Sede Alcalá de Henares (Ctra. De Alcalá de Henares a Meco, k, 1600)
アルカラの中心から12番のバスが直行します。2番のバスも徒歩圏に停車します。

多くのうさぎやロバもいるかわいい環境の中にあります。


Biblioteca Hispánica
中南米で刊行された文献がバランスよく所蔵されてます。
必要書類
① パスポート ② 招聘教員によるautorización ③ 証明写真 ④ パスポートのコピー
http://cisne.sim.ucm.es/search*spi~S17 で検索できます。
地下鉄モンクロア駅から地上に出たら、タワーを目指して歩きます。
タワーに隣接するMuseo de América(アメリカ博物館もお勧めです)の裏にあります。

司書さんたちの手が空いていれば文献リストを作ってくれる手助けをしてくれます。きれいで使いやすい図書館です。
アルカラ大学附属図書館CRAI アルカラ大学の図書はここに全て集められています。セルバンテス広場に面しています。365日24時間誰でも入れます。図書を借りたい場合はカードを作らなければなりません。必要なものは① パスポート ② アルカラ大学所属の常勤の招聘教員による図書館利用のautorización ③ 証明写真
2日ほどかかります。検索用パソコンの数に限りがあるので、事前にsignatura等を控えておくとスムーズです。蔵書検索 http://biblio.uah.es/uhtbin/cgisirsi/?ps=1ishrMSXwM/C-EXPERIM/310840064/60/118/X

コンプルテンセ大学附属図書館
① コンプルテンセ大学所属常勤の受け入れ教員の図書館利用のautorización ② パスポート。写真はいりませんが、スペインでの自分の住所と電話番号を明記できるように準備しておきましょう。蔵書検索 http://biblioteca.ucm.es/

2015年度 考える森の朗読会~言葉の森に迷う動物たち~:スペイン語朗読劇
平成27年10月30日(金)16時開場、16時30分開演、静岡大学静岡キャンパス大学会館三階ホールにて、「〈考える森〉の朗読会-言葉の森に迷う動物たち-」が開催されます。「動物」をテーマに、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語による文学作品の趣向を凝らした朗読劇が披露されます。
比較の教員が関わっているスペイン語朗読劇は、世界中で愛読され続けているノーベル文学賞のフアン・ラモン・ヒメネスの『プラテーロとわたし』を読みます。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、『プラテーロ』の舞台モゲルにあるラモン・ヒメネス博物館はスペインで最も成功した博物館として多くの人が殺到しており、プラテーロ・パスポートによるプラテーロ巡りもプラテーロ年である2014年が過ぎてもまだなお人気を博しています。
『プラテーロ』の舞台がアンダルシア地方であることから、演出にはフラメンコを取り入れています。
赤いバラが似合っています。
演出に試行錯誤中。
全体的に工夫が凝らされていて練習を見ていても鳥肌が立つほどの完成度の高さで、本番が期待されます。小道具や風景写真はスペインから直接持ち帰ったもの。素敵な字幕もつきます。是非、学生や市民の皆さんに見に来て頂きたいです。
2015年9月21日 フラメンコ・カルテット
カニサレスといえば、アントニオ・ガデスと組んでフュージョンや映画に取り組んだフラメンコの改革者・巨匠パコ・デ・ルシアの弟子であり、カーネギーホールやベルリンフィルで演奏した世界最高峰のフラメンコ・ギタリストです。奥さんが日本人だそうで、丁度日本でも静岡公演前にテレビで紹介されていて、それでカニサレスを知っていた学生さんも多かったです。https://www.youtube.com/watch?v=g07e0s3lmpg
常葉大学からのありがたいお申し出により、カニサレスの焼津文化会館大ホールでのコンサートを4000円→2500円で観に行く機会に恵まれ、静大生席にて興味のあった学生さんたちと一緒に見に行きました。
演奏は素晴らしく、あっという間の2時間。涙ぐむ学生さんもありで、スペイン本国でもなかなかお目にかかることのできないハイレベルなものでした。聴いたばかりですが、またすぐに聴きに行きたくなりました。
これからの季節、静岡では多くの文化イベントが催されます。グランシップ、焼津文化会館、etc.、をチェックして機会を逃さないようにして下さい。
2015年度 スペイン・コンプルテンセ大学留学情報
静岡大学と協定準備中のスペインの首都マドリッドのトップ大学コンプルテンセ大学。以前バラハス空港からタクシーには遠回りやぼったくりを避けるために喧嘩しながら乗車することもしばしばでしたが、現在はマドリッドの中心であればどこでも均一料金30ユーロでチップなし、とかなりわかりやすく安全になっています。
メトロのCiudad Universitariaを降りて歩き出します。授業期間中は広大なキャンパスを循環しているバスがあります。
マドリッドの中心にあるにもかかわらずキャンパス内は緑が多く、芝生は手入れが行き届いています。
コンプルテンセ大学は、学生寮、ホームステイ、学生用アパートが充実していますが、それ以外にもルームシェア情報が学内に沢山掲示されています。こちらで連絡をとってみても何の問題もなく、いい住居に巡りあえるようです。
文学部棟。
正面にある歴史学部棟の向かって右隣が静岡大学の学生たちの短期留学の受け入れ先であるコンプルテンセ・センターです。留学生が隔絶されておらず、スペイン人の一般学生と一緒に学ぶことができます。
日本語を学んでいる学生と交換授業intercambioをするのも有意義です。
コンプルテンセ大学の先生方が静大生に「何でも気軽に相談してほしい」と仰っていました。
2015年度 スペイン・アンダルシア地方ハエン大学留学
ハエンへはマドリッドの南へ向かう出発駅P.A.Atocha駅から電車に乗ります。
『ドン・キホーテ』の「風車の冒険」観光の中心となるサン・フアン・デ・アルカサル駅、日本でもそのワインで有名なバルデスペニャス、世界遺産バエサ、スペインで最も美しい村の一つと言われているリナーレスといった駅を経由し、世界最大のオリーブオイルの生産地であることを感じさせる果てしないオリーブ畑を抜けると終着駅ハエンに3時間ほどで到着です。
ハエンにはアラブ浴場があるなど、イスラーム支配の名残が色濃いです。
幽霊が出ることで有名なサンタ・カタリーナ城はパラドールとなっていて宿泊することができます。幽霊の正体は…
ハエンはまたタパスめぐりの都と呼ばれており、マドリッドの半分程度の物価で存分にスペイングルメを楽しむことができます!
ハエン大学は街中にあります。
キャンパスは新しくお手洗いなども日本並みにきれいです。
「プリン型」と呼ばれる建物から工学部をまず案内して頂きました。
太陽光発電は日本の技術を取り入れて実験しているそうです。そういうことからもぜひ静大の学生や教員と研究連携をしたいとのことです。
工学部棟の教室。
こちらは学生がお茶をしたり各種振り込みをしたりするところ。静大の学生会館のようなものでしょうか。
セバスティアン・ブルーケ副学長、コンスエロ・ディエス文学部長との会議。通常外国人向けのスペイン語コースにはかなりかかるのですが、協定校の学生には大学から手厚い補助が出るため、1か月1万円程度で受講できます。ハエン大学には日本語を熱心に学び、日本の文学文化に強い関心を持っている学生さんもいることから、相互の行き来が期待できます。またスペイン2位の治安のよさを誇ることから安心して勉強に専念できます。先生方は静大生のどんな相談にも喜んで乗ってくれるそうです。
大学には素敵な寮があり、マドリッドと比べると料金も格安です。
寮以外にも学内にアパート情報が沢山。マドリッドの5分の1程度の家賃で驚きです。
アンダルシア国際大学、グラナダ大学との連携も緊密で、ハエン大学に所属していればこれらの大学全てを利用することができます。特にグラナダ大学ではDELEを受験することができます。
ハエンの近くにはルネサンス様式で統一されたウベダ、中世の街並みさながらのバエサ、アルハンブラ宮殿のあるグラナダ、そしてかつてコンスタンティノープルと繁栄を競ったコルドバといった世界遺産の街があります。
2015年度後期開催予定「静岡県警通訳センター」説明会
全国でも外国人が非常に多い静岡県。静岡県警通訳センターは人材不足だそうで、東京オリンピック、少子高齢化による外国人労働者増加にあたり、「外国語を使う」警官の欠かせない人材としての需要は増すばかりだそうです。
静岡県警通訳・翻訳業務の採用にあたり、今年度後期にスペイン語、ポルトガル語、英語、韓国語、中国語を対象とした説明会に近々来て頂きます(他に特に需要のある言語はタガログ語とベトナム語)。比較文学文化コース以外の学生も対象です。受験は、静岡県庁などの地方上級と同じ7月です。外国語を話す警官もしくは行政職があります。
説明に来ていただく予定の通訳センターの方々は、サッカー留学や中国遊学を経験した方、ブラジル生まれの方もいれば、就職後に配属が決まって初めて担当の外国語を学んだ方など様々です。大学校での語学研修の後、海外研修があるので、事前に語学が出来ていなければならないということもないそうです。
男女比のよい職場で、勤務形態が柔軟で、お給料もよく安定している職場です。また開催日時が決まり次第告知します!






















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