言語学プログラム

言語学プログラム

 言語学プログラムでは、日本語、中国語、英語、ドイツ語といった私たちに馴染みのある言語ばかりでなく、いまだ十分に解明されていない少数民族の言語や、いわゆる方言なども研究対象とすることができます。さらに、学生のみなさんの興味・関心にしたがって、言語の構造(たとえば、音声の仕組み、語の仕組み、文の仕組み)、言語の変種や実際の使用(たとえば、年齢、性別、グループ、場面などによる違い)、言語間の類似や相違など、さまざまな観点から、卒業論文執筆に向けた調査・研究を行うことができます。詳しくは言語学分野のページをご覧ください。
 

言語聴覚士として「ことば」に取り組む

近本写真

近本望 さん

益田地域医療センター医師会病院勤務・2005年度卒業

 私は、2014年から言語聴覚士としてはたらいています。言語聴覚士は、主にコミュニケーションに障害を持つ方と関わります。ことばの状態を分析し、その方に合った訓練や指導を実施し、生きる力を支援していく仕事です。私は静大を卒業して10年以上になりますが、大学時代に抱いた「ことば」と「人」への思いが、現在の私の原点となっていると思います。
 「人」とつながり、「ことば」を探求する。このおもしろさや難しさは、大学の授業で経験したフィールドワークという調査研究でも学びました。自分とは年代も住む場所も異なる方に出会い、生活背景や思いが反映された「ことば」に直に触れることができました。このときの新鮮な驚きは今も大切にしています。また、仲間とともに採取したことばを聴き、ああでもないこうでもないと分析した経験も、今に活かされています。
 私は現在病院に勤務しています。様々な背景を持った方のことばに触れ、毎日が勉強です。現場は教科書通りではなく、「ことば」も「人」も一筋縄ではいかずとても厄介です。それでも向き合っていこうと思えるのは、大学生活の中で直接体験して得られた純粋な思いが、私を支えてくれているからかもしれません。

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